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生きづらさを抱える方へ

セッションルーム♡こころでは、生きづらさを抱えている人たちのお話を聴くことで、時には一緒に考え、解決に結びつく方法を見出しながら、心が軽くなるようなお手伝いをさせていただこうと、このカウンセリングルームを立ち上げました。

このカウンセリングルームは元々数人の有志で始めており、それぞれが自分自身と家族の生きづらさを抱えながら生きてきました。
期間を経て、今は私がこのルームを引き継ぎひとりで運営しています。
心の仕組みを知り、自分のルーツを知っていき、以前よりはラクになってきていますが、それでも生きていく上で、今でもこの先も、向き合うべき課題はまだまだあり続けます。


生きづらさとは、なにか…ということになりますが
ひとことで語れるものでもなく、100人いれば100通りの生きづらさがあり、心に抱えている痛みは、誰一人として同じことはなく人それぞれ違っています。

それゆえ、マニュアルに沿った対応ができるものでもなく、ただ傾聴すればいいというものでもないことを身を持って感じています。

その人の歴史を知り、痛みを知り、味わってきた苦しみを知り、
数少なかったかもしれないけど過去に経験した喜びを知り、その人の今までの人生を知っていくこと、本人も自分のルーツを大切なものとして受け入れそれを自由に表現できるようになること、それらによって未来を向いていけるようになることを強く体感してきました。

その為には、長い期間をかけての対話が必要になります。
3か月や半年で人生が反転した、というような簡単なものではないと思っています。生きづらさが大きい人ほど時間はかかるかもしれません。
たかが対話…と思われるかもしれませんが、その道のりを通ってきているものとして、遠いようで実はいちばん堅固な道のりだと思っています。

そして、心の痛みを抱えていたからこそ、同じく生きづらさを抱えている方たちの計り知れない心の痛みが分かります。

心の痛みを逃すために、人はいろいろなものを頼ります。
仕事に没頭したり、買い物、ゲーム、お酒、パチンコ、恋愛、etc…
どっぷりと浸からなければ気分転換だろうと受け止められるような分かりにくいものもあり、また仕事などはむしろいいことのように感じますね。

確かに、気分転換になるものもあります。でも楽になるのはいっときだけなんです。対処療法のようなもの。ある程度のサイクルで同じことが繰り返されます。

そのループから抜けるためには、自分を知り、過去を知って、自分の痛みの核と向き合うことが必要になってきます。
とはいっても、そんな苦しいことばかり続けられません。

時には楽しいこと、気持ちが緩むことを共有してお話しすることで、心の受け皿が広がり、結果、自分に向き合うことができる力がついてきます。

そのためには、人の助けが必要です。
自分ひとりでも出来ることはあります。が、100%は難しいです。自分の気づいていない部分を知っていくのに、外部からの問いかけだったり、また対話して言葉に出すことで、さらに自分の内側から思ってもいなかった言葉がでてくることもあるからです。
そして、自分一人では決断できないことも、他の方の後押しで、勇気が湧いて出来るようになることもあります。

人は、他人によって傷つきもしますが、他人によって救われることもあります。

あなたの人生、いつでも今がスタートです。

少しでも生きづらさが減り、よりよい人生が歩めるようになることをお手伝いできればと思っています。

冒頭に書いた「ひとりひとり違う生きづらさ」について、自分自身の体験を含めて、これからnoteでわかりやすく綴っていきます。





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