Charley Yang

ギターと本と猫でできています。

Charley Yang

ギターと本と猫でできています。

マガジン

  • Char サウンド研究室#843

    引っ越してきました。

  • Chronicle of his guitars

    Charさんが使ってきたギター、機材だけに焦点を絞ってその歴史をレポートします。基本的に雑誌・インタヴュー・テレビ・ラジオ・ビデオ・ファンクラブの会報等で発表されているものがネタですので、ここには登場していないものもあるかもしれません。「あのときはこの機材を使っていた!」という方、ぜひご協力ください!

  • Today is the day

    Charley's VOX

  • Every Guitar Has A Story.

    好きなアーティストたちが紡ぎだす音に魅了され、40年あまり。

最近の記事

杉山清貴@Brick Block2days。

今年も杉山さんがやって来てくれました。おなじみブリックブロック。杉山さん効果なのか?木曜日あたりから空の感じが梅雨明けモードだなあと。風の感じも心地よく、開演前、控え室のテラスで杉山さんと話していて、思わず「いや〜こういう時間って大切ですね〜」って口走ったら、しっかり2日目に使っていただきました^ ^ 今年は日程が飛び石で木曜日土曜日。オメガイヤーで大忙しの杉山さん、春先にサンパレスで会って以来ですが。相変わらずのスマイル。杉山さんに会うと、自分の中の毒が浄化される気がしま

    • The Missing Link。

      Introduction こないだ、SNS上の某ギターコミュニティで1994年に買ったギターの話を書いたら、「そのギターの話より94年が30年前だってことにショック受けるよ」ってコメントが来て、確かになあ、なんて。 今年は2024年。4のつく年はムスタング生誕から何年…ということを考えてしまう人はほぼいないと思いますけど(笑:1954年生まれのストラトはやたらと言われてますけどね)、1964年に誕生したムスタングも今年でついに還暦。ヴィンテージとしての価値もずいぶん上がり

      • 時代の終わり。

        昨日の朝から著名なみなさんはもちろん、音楽仲間のみなさんが次々にコメントされていますが、それくらいショッキングなニュースでした。 フェルナンデス倒産のニュース。 去年だったか、「大阪フェルナンデス」がクローズして、その時「東京のフェルナンデスとは違う」なんて話を聞いてそうなんだーなんて思った記憶がありますが。今回の話を聞くとフェルナンデスがどうこうというよりも今の楽器業界のたいへんな感じ…ちょっと上手く言えないけど、ひとことで言えば、時代が変わってしまったという感じでしょ

        • ノイズの有無。

          先日キヨシロー本の話を書いた時に書いた本を買って来ました。 なぜ働いていると本が読めなくなるのか。 ベストセラーなようですね。ということはそう感じている人が少なくないのでは、なんて思います。僕と同じようにドキッとして、手に取ってみた人が多いのではないでしょうか。 子どもの頃、住んでいた街には3軒本屋がありました。小さな街の小さな本屋は売れ線の品揃え中心になる。レコード屋のジャケ買いのような出会いはほとんどありませんでした。年とともに大きな本屋のある街に住みたいなという思

        杉山清貴@Brick Block2days。

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        • Chronicle of his guitars
          11本
        • Char サウンド研究室#843
          51本
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          288本
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          20本

        記事

          トノバン。(ネタバレ注意)

          春先から話題になっていた加藤和彦さんの映画「トノバン」。大分ではようやく先週末に公開されました。いやー公開してくれるだけでありがたい!週末ドタバタだったので、公開期間中2回しかない夜の部を鑑賞。 加藤和彦と言って僕の周りでは「フォークル」か「サディスティックミカバンド」かのどちらかの好みの人しか会ったことなかったけど、最近キャリア通して加藤さんのファンのBさんに出会って。実際に僕自身、名前を知ったのは80年代のおしゃれな音楽やっている頃で、遠いなーという印象でした。 坂崎

          トノバン。(ネタバレ注意)

          南こうせつのすごさ。

          地元放送局の大分放送が開局70周年記念ということで。「南こうせつコンサート」に行ってきました。 チケット取ったのはまだ冬だったから、まさか縁ある場所で働くことになろうとは…って感じ。こうせつさんは、なんか縁があるというか…大学もそうだけど、ちょうど70年とかくらいかな、竹中にも住んでたことあるし、今の杵築もね。なんでしょうね。意外に遠いような近いような。お会いしたこともないし、勝手に縁を感じるレベルですけどね^ ^ 前回大分で行ったのはもうずいぶん前だなあとか思ってたらこ

          南こうせつのすごさ。

          要するに。

          スレッドというSNSができて、今はもう次のやつもあるんですよね?もう何だかわかりませんが… 基本的に発信のために使っているSNSですけれど、ときどきーーなんだろう?心が弱っている時?いつまでもぼーっとディスプレイを眺めていてハッとすることがあります。忙しい時はそもそも眺めてる余裕ないですからね。 で、そのスレッドとかも基本的にあんまり見てないんだけど、Facebookや Instagramに出てくるので思わずそっちに飛んで「しまう」ことがあります。前も書いたけど、一度ネガ

          要するに。

          距離感。

          ファンからスタートして、そのアーティストご本人にたどり着いてしまう。誰かのファンならば一度はそう願うのではないでしょうか?それを果たした方による不思議なアーティスト本。 『あの頃、忌野清志郎と』 Charさんのコメントがあったから買ったのか、キヨシローものだったから買ったのか、もう記憶がないのですが、買ってから1年以上経って読むという…なんかねえ、本読める時とそうでない時がありますね。だから今年は読書ノート書こうとか思ったんだけど、やっぱり前回からずいぶん時間が経ってしまっ

          祝達成!!

          最近、時間の流れを実感することが増えました。体の衰えとかそういうのは今に始まった事ではないですが、「えっ?もうそんなに?」みたいな感じ。自分たちがライヴイベントに出してもらう際にプロフィールを書いていて「…25年かあ…」みたいになる。 仕事でも、去年まではわりかし近い世代の人が多かったのでそれほど年齢を意識することはありませんでしたが、今年転勤してきた先は若手が多い…というかこっちが普通なんだと思いますけど(笑)…ので、本来の、いわゆる「年相応」って言うんですかね?そういう

          祝達成!!

          交差点。

          大分虹色Music Fes、終了しました。 たぶん参加したみんなが天気のことを言うと思うので^ ^、お天気レポートもしておきましょうか。早朝には雨音がはっきりしている感じでしたが、徐々に霧雨に。われわれのやる頃にはごくわずか、という感じ。ゲストの大塚さんや龍麿さんがやる頃には止んでいました。野外は仕方ないですね。天気までが演出の一部。 そんな天気で心配したのはお客さんですが、11時半にスタートする頃にはたくさんのお客さんが会場に。終演までその姿は途切れることがありませんで

          シングルズ&オリジンズ。

          先ごろ、5月末だったかな、発売されましたガロの最新?編集盤。これまでにも何度かベスト盤はリリースされていますが、今回はシングルA面と「オリジンズ」ということで、ボーカルさんが選んだ究極のガロ曲を追加して、ライブ一本分という感じの構成です。 特にオリジンズ曲は、ガロ後期のアルバムに収録されている曲が多くて、というかそればかりだから^ ^知らない人も多いかもしれないですよね。 学生時代、ガロが解散してから10年後の昭和60年ごろ、せっせと中古レコード屋巡ってはガロのアルバムを

          シングルズ&オリジンズ。

          ロックの日は祝祭の広場で!

          日付を記憶するって、たいがいなんかの記念日ですよね。記念日といって認識するのは最初は誕生日ではないでしょうか?自分、家族、友だち…周りが見えてきて広がっていく。この歳になるとさらに対象が増えて一年中記念日だらけです。ただ誕生日だけじゃないのが切ない。歳を重ねるというのはそういうことですね。 6月9日は薬師丸ひろ子の誕生日で意識するようになりました^ ^ご本人とは一切関係ありません。ただのファン。 ロックの日、っていうのは90年代あたまくらいに「ロックの生まれた日」っていう

          ロックの日は祝祭の広場で!

          TAKASHI⭐︎MONUMENT III。

          1984年、高校3年生の春。高校3年になってもあんまり勉強に本腰入れてとかそういう感じになりきれていませんでした。常に考えていたのは今年の文化祭は何やるかとか(笑)かなりスケールの小さい野望だった気がします。ふつう高3でバンドとかやってたら外に出ること考えてますよね。小さい人間です。 ある日、前の年同じクラスで仲良くなった同じ「よーすけ」という名前の友人が「おい、今度大分でお前の好きそうなコンサートがあるからチケット買え」って教室にやってきた。今から思うと、彼は誰の「つて」

          TAKASHI⭐︎MONUMENT III。

          好天下楽音。

          タイトルはインチキ漢文です。ふと思ってDeepL先生に聞いてみたらまったく違う文になりました(笑)。なんならそっちの方が、というか当然そっちの方がわかりやすいし正しいんだけどそこが狙いじゃないので雰囲気で押す^ ^。 くじゅう地ビール村で開催された「第4回フリースピリットコンサート」に参加してまいりました。エレクトリックとアコースティックの適度に混ざった構成でとても心地よい1日でした。 大分市内から1時間ちょいくらいのロケーション。爽やかな風の中ドライブとなるはずが…突然

          好天下楽音。

          いよいよ今週末。

          「フリースピリット」という言葉を口にするだけでドキドキします。僕にとってはちょっと重い言葉^ ^ 今年で4回目を迎えるイベントに出演します。 われわれは第二回に続いて2度目の出演。なかなか青空と縁が薄い(当社比)選曲でやっているので野外フェスでどこまでできるか、みたいなところはあるのですが、野外やってていつも思うのは声がわーって飛んでいくのが気持ちいいんですよね。このためにコーラスの練習しようという気になります(笑) 毎回凄腕のみなさんが登場するこのイベント、昨年からく

          いよいよ今週末。

          LAID BACK SESSION。

          コロナ禍でたくさんのものが犠牲になりました。失われた3年はわれわれにとっても大きな痛手でした。が、子どもたちの上にはもっともっと大きな大きな影を落としています。今年大学を卒業した世代が入学式がなかった世代。今の高校一年生に聞くと、小学校の修学旅行がなかった/制限されたという子が半分近く。心も体も頭も大きく成長する時期の3年間はわれわれの比ではないですよね。埋まらない空白期間です。 その間、唯一と言える進化を遂げたのが、素人でもオンラインでの配信型コミュニケーションができるく

          LAID BACK SESSION。