無知の知

私は現代アート好きなんです。わかんないけど。
聴いたり、見たり、体験したりするのが刺激的で面白い。
わかりたくて、ちょっと勉強したりするけど、ま、わかんないです。
でも、「わからないが楽しい」ってあるじゃん?

この「わからない」が不快でたまらない人が世の中にはいるみたいで。
前衛的な音楽や、前衛的なアートを
「つまらん」って言葉で片づける。
なんというか、傲慢な姿勢だなーと思うのよね、毎度。

映画も、小説も、音楽も、絵画も、建築も、たぶん料理なんかも、
”わからないものはつまらない”ってする姿勢ってさ、
その対象が「世の中で一定の評価を得てるもの」であればあるほど、
本来は、「理解できない自分を謙虚に鑑みる」のが正しい姿勢だと思うんだよな。
無知の知、なんだろうけどさ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?