見出し画像

アルコール除菌って、どういう仕組みなの?【その1】

こんにちは。ろんどん。です。

札幌では、一昨日、緊急共同宣言が出てしまいましたね。

バイトも無くなり、大学の授業開始はいつになるやら…(オンライン授業になったらいいな)

さて、私はというと、昨日、実家から仕送りが届いたんですよね。

お米に野菜に、果物、間違えて実家に届いちゃった教科書(笑)に、地元で買った雑貨、、、といろいろ届きました。


その中でもたくさんあったのは、こいつらですよ。

そう、今や必須の 除菌グッズ  たちです!

これでも、一部なのですが、母が、おばあちゃんと協力して何とかかき集めてくれたようです。

いやぁ本当にありがたい。

なにせ、札幌のドラッグストアは、もうほとんど除菌グッズ置いてませんから。

今日中に、家中くまなく除菌しようと思います。

でも、ふと疑問に思いませんか。

アルコール除菌、つまりは、アルコールで菌やウイルスが死ぬということ

これって、どういう仕組みなの?

って。

仮にも私は、今後薬学や化学を専門的に学んでいく者です。

なら、この疑問に答えようじゃありませんか。

それでは、行きましょう。

1. 消毒に使われるアルコールって?

私は、アルコール、すごく好きです。

ビールは苦手であまり飲まないのですが、ワインに日本酒、ウイスキーあたりはよく飲みます。

もちろん、お酒にも、アルコールは含まれていますし、消毒にも使えそう、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

この連載を全て見ていただけたら、その疑問はきっと解決するはずです。

さて、まずは、今回届いた除菌グッズの裏面を見てみましょう。

おぉ... どれも エタノール が多く含まれていますね!

エタノールは、化学式では、C2H5OH で表され、揮発性のある無色の液体です。

もちろん、お酒にも多く含まれています。

ここで、消毒用アルコールとして利用することを考えてみましょう。

人が、生活の中で利用するわけですから、様々なことに留意しなければいけませんが、主にこの2つを押さえておくと良いでしょう。

優れた殺菌効果 があること。

毒性が少なく比較的安全 であること。

じゃあ、エタノールはどうなのかというと、

エタノールは、 他のアルコールと比べて安全で、水にとても溶けやすいことから、殺菌効果が非常に高いです。

だから、エタノールが、多くの除菌用アルコール製品に、利用されているというわけです。

なぜアルコールが水に溶けると、殺菌効果が高まるか、ということは、後日のnoteで説明しますね。

長くなりそうなので、最後にこの記事をご紹介して、終わりにしたいと思います。

お酒はお酒でも、度数がめちゃくちゃ高い。

なんと消毒用アルコールと同じ、77度 となっています。

次回は、皆さんが気になる、

アルコール度数によって、殺菌効果がどう変わるか

について、書いてみようと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?