生きること、学ぶこと


(問い)ママ友と、どんな話をする?


「デンマークの親は子どもを褒めない」The Danish Way of Parenting(ジェシカ・ジェエル・アレキサンダー、イーベン・ディシング・サンダール、鹿田昌美訳)から、日常の何気ない母親と子どもたちのやりとりを見て、母親との会話を考える。

メルロ・ポンティエ「知覚の現象学」にある3歳児までの幼児の変化や幼児からの知覚について述べられているが、デンマークの教育では、自由遊びが、幼児の将来の忍耐力、折れない心、レジリエンスを培うという。自由遊びの中で、身内から友達へ、年齢も成長する中で、同時に共感する感覚が育つというのがなるほどと思う。忍耐力と共感は同じ感情からの発露ではないかと考える。

デンマークには、H. C. アンデルセンという素晴らしい人がいる。「即興詩人」のアントーニオは夢大きな即興詩人であるが、多くの人たちとの回合と支えもあって、折れない心を鍛えていったのではないでしょうか。もしレジリエンスがなければ決してララには会えなかった。

二つの学び、自由遊びと共感する心の他に、デンマークでは個人よりも家族が大切という考えがあるという。「アメリカでは、個人(I)を考えるように全てがプラニングされているが、デンマークは家族 (We)の集まりが何より大切です。」

I(私)をWe(私たち)に変えると、”IIIness” が ”Wellness”に変わる。
素晴らしい!!




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