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ライフは短くないぜ、    ただそんなに長くもねえって。

胸に溜まった気持ちを全て書いてみようかな
同じ気持ちの誰かの胸に届きますように。

僕は2年前以前勤めていた職場で機械に胸と背中を挟まってしまいついでに膝も挟まってしまった。それから最初の方は特に痛みなどなく異常はなかったけど1ヶ月後から歩き方がおかしくなったり階段が手すりがないと降りれなくなったり10数年続けているバスケットボールもできなくなってしまった。徐々に身体がどんどんおかしくなり退職して検査入院をすることになった。病状は
「脊髄空洞症」と診断された。これは脊髄の中に空洞ができその中に水が溜まってしまい上半身または下半身に麻痺がでたり感覚障害が出たりする病気。僕は上半身は問題なく下半身に影響が出てしまい歩いたり立ったりするのが難しくなった。それから僕は当たり前にできていたことが一つまた一つとできなくなっていきどんどん気持ちも落ち込んでいった。「誰か知り合いに見られたらどうしよう」などと人の目を極端に気にする性格になり
夕日が沈み真っ暗にならないと外に出れなかったり人が出歩かない時間にスーパーに買い物公園で歩く練習の生活を毎日送っていた。いくら練習しても筋トレしても病状は良くならない。失業手当も底を尽きた為バイトをしようと決心して3カ所に応募して3カ所とも足が悪いことを理由に面接する前から落とされてしまった。その時に
深くショックを受けてしまった。自分は誰からも必要とされてないんだなと心底思ったし生きている意味も無いなと強く思っていた。でも最後に1つだけ応募しようと思いどうせ落とされる覚悟で応募してみると「1度お店に来て面接しましょう。」との事だったがその時「どうせ落とされるのになんで行かなきゃいけないんだよ」と
思っていたけど病気の事足が悪い事入院がある事も伝えたのに嫌な顔ひとつせずなんならその日に採用してくれたビールのお店で今も働いている。なんだか必要とされた気がして生きる希望が生まれた気がした。最初はまったく分からずずっと付きっきりで教えてもらっていたけど今では1人で何から何までできるように成長できた。
以前の職場では人と話すという事はなかったけど今は飲食店だから人とめちゃくちゃ話す。そのおかげで今が楽しくて働いてるんだけど遊びに行ってる感覚で仕事行きたくないって日が無くなって楽しくやれてる。あと一個働きたくて友達に相談してたらその子の親がやっているお店を紹介してくれてそのお店も自分の現状でもすぐに雇ってもらえた。このお店のおかげで色んな人と知り合えて今でも仲良くさせていただいてる。やっぱり新しい人と出会うと嬉しいし、何より誰も病気の事で毛嫌いをする人が1人もいなかった。自分はきっと大きな勘違いをしていた。
「障害者って周りの人と同じなんだけど生活するうえで段差だったりちょっとした物が障害になっちゃうから障害者なんだと」
思った。自分も元気な時は車椅子の人ベビーカーの人重い物を持ってる人になんの偏見もなく手伝いなどしてた。それが今ちゃんと自分に返ってきてるんだなと実感している。
今でも夢の中では友達と会ってたりバスケをしてたり踊ってたりと元気な自分がそこにいて目が覚めると足が悪い自分がいる。めちゃくちゃ悔しい。それなら夢なんか見なくていい。でも夢の中の自分はとても楽しそう。
いつか正夢になってくれないかと強く願う。いくら死にたい日があったとしても話を聞いてくれる人助けてくれる支えてくれる人はいるんだと強く思う。
「家で1人で寂しくても自分は独りではない」
そう思って生きていきたい。その他にも

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