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不定期更新【ローリング内沢の】エッセイ・コラムいろいろ

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ローリング内沢が書き下したエッセイ・コラムなどをまとめました。当マガジンを気に入りましたら各記事の下部にある「気に入ったらサポート」のボタンからご支援(投げ銭)をいただければ執筆…
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#ファミ通

『月刊ファミ通Wave』はどのようにして生まれたのか?

\『ファミ通WaveDVD』ではなく『月刊ファミ通Wave』!/ 先日(2024年3月5日)、高円寺yakushuというバーにて、"俺のゲー本"というトークイベントが開催された。 出演者たちがおのおの好きな"ゲーム関連本(雑誌や書籍)"を、ひとり20分ほどの持ち時間でプレゼンテーション(紹介)し、それをみんなでお酒を飲みながらワイワイと楽しむ、というイベントである。 そんなイベントにゲストとしてお呼ばれしまして、『ゲーメスト』から『Oh! X』、『電子遊戯大全』まで、さ

¥300

'90年代の情報番組『ゲームカタログII』を振り返る

\当時っていろいろなゲーム番組があったよね!/ 『ゲームカタログII』は、1994年10月8日~1998年3月25日まで、テレビ朝日で放送されていたゲーム情報番組だ。 当時の『ファミコン通信』(現・『週刊ファミ通』)が監修をしており、コメンテーターやレポーターとして多くの編集者たちが出演。かくいうボクもほぼレギュラーとして参加させていただいていた。 ちなみに、YouTubeやInternet Archiveなどに『ゲームカタログII』の映像がアップされているのを目にする

音声配信(ラジオ番組)をはじめました!

\まったりと続けていければ!/ 「2024年、なにか新しいことにチャレンジしたいなー」と思いまして、stand.fm(スタンド エフエム)をはじめてみました! stand.fmとは、気軽に音声配信ができるプラットフォームでして、ひらたく言えば個人配信ができるラジオです。 そこで、「ローリング内沢のゲームを256倍楽しむ方法」という番組をスタートさせました(タイトルは、エモやんの「プロ野球を10倍楽しく見る方法」をもじってます!) ボクが好きなゲーム、音楽、サブカルチャ

ローリング内沢のプロフィール【自己紹介】

◆ローリング内沢(うちざわ)とは? フリーランスのライター・編集者です。 1970年、東京都出身。1989年~2000年まで、ゲーム誌『週刊ファミ通』(旧・『ファミコン通信』)の編集者として働いていました。 2000年4月にフリーランスになって現在に至ります。 👇さらに詳しい経歴はこちらをご覧ください。 Wikipedia|ローリング内沢 リクナビNEXTジャーナル|"ゲームを遊ぶ=仕事"になる時代がようやくやってきた(ローリング内沢さん) ◆どのような仕事を

似顔絵ステッカーを作ってみた!

\簡単にステッカーが作れる良い時代になった!/ StickerAppというサイトで、ステッカーを作ってみた。 スウェーデンにある印刷会社なので「納期やクオリティー的にどうなのかなー?」と思いつつも、サイトは日本語に対応しているし、発注に関する手順やUI、さらに価格設定などもわかりやすく、納期もそこまでかからず2週間くらいで届いた。 製品としての質も良く、結果としては大いにアリでした! で、ステッカーにしたこのボクの似顔絵イラスト、わかる人はわかると思いますが、マンガ家

色で覚えたファミコンカセット

\端子部分のクリーニングは無水エタノールを使おう!/ 1983年に発売されたファミリーコンピュータ(ファミコン)。今年(2023年)で、発売から40年を迎えた。 それを記念し、"ファミコン40周年キャンペーンサイト"なる任天堂公式のサイトも公開され、そこではユーザーの投票でナンバーワンを決めるアンケートや、ファミコンのエピソードを語るトーク番組、さらにファミコンクイズなど、さまざまコンテンツが展開されている。 ファミコンという単語を聞いてパッと思い出す魅力のひとつに、色

AVのエキストラのバイトでもらった報酬は〇〇円!

\エキストラのバイトは、過去にこの1度だけ!/ 最近、Netflixのドラマばかり見ている自分にとって、ちょっと気になる記事を見つけた。 記事を要約すると、現在Netflixが制作中のドラマ『極悪女王』のエキストラ(プロレスの観客役)に謝礼5000円の大盤振る舞いをした、と言う内容だ。 5000円分のクオカードに加えて、昼&夜のお弁当付きで、しかも800人全員に支払ったそう。 一般的な地上波のドラマのエキストラ報酬が、およそ1500円~くらい(お弁当が出ない現場もある

¥100

バブル期に〇〇に"お使い"にいった話

\オッケーバブリー! しもしも~! おったまげ~!/ 先日、日経平均株価が3万3706円を突破し、バブル後最高値を更新したそう。1990年7月以来、およそ33年ぶりだという。 とはいえ、そこまで景気が良くなっていると感じないのだが、みなさんはいかがだろうか? ちなみにバブル期とは、1986年末~1991年初頭までのおよそ4年間のこと。 筆者は当時、ファミコン通信編集部(現・週刊ファミ通編集部)で働いていたが(入社は1989年で、当時19歳)、年齢も若かったし、アルバイ

十割そばと男闘呼組と手抜き

\今週は、あからさまに手を抜いております!/ 「毎週書こう!」と決めてスタートさせたこのエッセイ(雑記)も、気が付けばもう3ヵ月が経ちました。 そもそも、このエッセイをはじめたきっかけはというと……ここ数年、仕事の割合的にも編集業務やディレクション業務が増え、いちライターとして好き勝手に書く機会が少なくなったので、"ライティングのリハビリを兼ねて"というセルフケアが4割ほど。 また、"何かを発信することでそれが新たな仕事に繋がればいいな"という希望が4割。 そして、"

写真で振り返る20年まえのE3【世界最大級のゲーム見本市】

"E3 2023"の開催中止が発表されたと思いきや、その年(2023年)の12月13日、E3が完全終了することが発表された(下の画像)。 E3とは、"Electronic Entertainment Expo(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)"の略称で、アメリカ・ロサンゼルスで毎年開催されている世界最大級のゲーム見本市のこと。 そもそもE3は、流通向けの見本市ということもあり、入場できるのは小売や卸売をはじめ、製造や開発、そして報道といったゲーム業界関係

あなたにとっての「ゲームとは?」を教えてください

ゲームライターという職業がら、ゲーム好きな著名人(アイドルや芸人など)にインタビューをすることも多いのだけど、そこで決まり文句のようによく使うのが、「あなたにとってゲームとはどのような存在ですか?(あなたにとってゲームとは何ですか?)」という質問。 ありきたりな質問ではあるけれど、その答えからインタビュイーがゲームとどう付き合っているのか"その人なりのゲーム観"を知ることができるし、さらにそこを起点に話を広げたり掘り下げたりすることもでできるので重宝している。 先日も、マ

ゲームは「着て」なんぼ【ゲームTシャツの変遷を探る】

Tシャツといえば、ラーメン屋の店員は、なぜ黒いTシャツを着て、頭にタオルを巻き、腕組みをしているのか? その謎は、宇宙が誕生してからすべての事象や感情が記録されているというアカシックレコードにも記されておらず、真相はフリーメーソン幹部であっても、家庭教師のふくろう博士であっても、ましてやレイトン教授であっても、知る余地がない。 なので、今回は"ゲームTシャツ"の話をしたい! \ゲームTシャツは、単なる"ぬののふく"ではない!/ ここ近年、街なかでゲームTシャツを着てい

¥200

ゲームを本当にやってるなと思わせるコメント集【芸能人向け】

\「ゲームをしていた」は芸能人にとって万能な言葉!?/ 先日、インターネットの"ヤホー"(ナイツ口調で!)を見ていたら、こんなニュースがあった。 <【Yahooニュース】熱愛報道が出た芸能人の多くが「ゲームをしていた」と説明する理由(NEWSポストセブン)> ようは、熱愛を報じられた(一夜を過ごした)芸能人のリアクションとして、「(一緒に)ゲームをしていた」というコメントはとても上手である、ということだった。 記事によると、 たしかに、"何もなかった"としても、「『

ハマりすぎて"ぶっとびカード"を実際に味わった話【桃太郎電鉄】

1990年代。ボクがまだ週刊ファミ通編集部に在籍していたころ。 仕事が終わっても家に帰りはせず、夜な夜な編集部で同僚や先輩たちといっしょにゲームを遊ぶことも多かった。 PCゲームの『ダンジョンマスター(日本語版)』(1990年)や、『Diablo(ディアブロ)』(1996年)が発売されたときは完全にハマってしまい、家に帰らず編集部に寝泊まりしていたほどだ。 会社にゲーム好きな人がたくさんいたこともあって、コンシューマーやPCゲーム問わず面白いゲームの情報がいち早く入って