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【大きいものはめでたい】生誕100年記念 柚木沙弥郎 日本民藝館

日本民藝館設立の柳宗悦氏に作品を見てもらいに民藝館の目の前の柳氏宅に訪ねて来ていたという柚木沙弥郎さん。

ゆかりの日本民藝館で生誕100年記念展しかも現役というのだから、すごいなぁと。
今は記念館になっているけれど現役の住宅だった頃にお宅訪問してるってなんか感慨深いのである。

80年以上前から受付なのかな。

先日、京都でも作品をみたが、民藝館にあるとまた違った趣でよい。

素敵なツバメ柄。
鳥、だよね?

カタツムリ柄のお皿なぞいいなぁーと。
いままで見たことないぞ、カタツムリ柄。
飴色に焼かれたお皿にカステラを載せてお茶がしたいなと思う。

展示を見てたら次男に「なんかあれだねー府中で見たアーツアンドクラフト展に似てるね」と言われた。

府中市美術館
ウィリアムモリス柄がたくさん

!!
ビンゴだよ次男!!
ウィリアム・モリスからバードナー・リーチと柳さんそして柚木沙弥郎さんへ続いていくのだ!ちゃーんと繋がっておるのだよ。

これは京都。美術館「えき」での展示
イェイ!が良い感じ。
京都で見た民藝館のポスター




民藝館では一昨年の国立近代開催の「民藝の100年展」の時に展示されていただるまや張り子人形などと再会。展示されていた棚もこの場にあってふさわしいものだなぁ、と。

あと、館内から見える隙間隙間の中庭にでっかい壺がゴンと置いていあるのがなんだかおかしい。あれも展示品なのよね。

余談:日本民藝館のトイレのスリッパがすごい。



日本民藝館は土足の上から足カバーをつけて館内を見学するスタイルである。
なのでトイレのスリッパも靴を履いた状態で履けるスリッパなわけで、、、
ご想像していただきたい、靴を履いたまま履けるスリッパを。

ものすごくでかいのだ。
なんていうか、ジャックと豆の木の世界というか注文の多い料理店の世界というか。

一瞬ぎょっとするデカさのスリッパが用意されている。

トイレの備品だし館内撮影禁止なので写真はないがなかなかのインパクトだ。
帰宅後、夕飯のときに夫から「そういえば、民藝館のトイレのスリッパすごかったね」と言い出して、あ、やっぱり!そこ気になってた?!と二人で爆笑した。
気になるよね。ということは男性トイレも女性用トイレも同じなのだな。

夫は「いやぁ〜さすがに民藝という、こう、クラフト的な熱い思いが特注のスリッパを作り出したんじゃない?」とか言っていたけどそれはどうなのだろう。
日本民藝館へ行く際は大きなスリッパにも注目してみてください。


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