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泉井小太郎
2020年6月12日 19:20
この詩の「踊り場」は、ある古洋館の一階から二階へ向かう途中にあった。一日訪ねて遊んだのは昔々のこと。1980年代の初め頃だったと思う。当時の館主は金沢舞踏館の山本萌氏。土方巽のアスベスト館から独立して、ここで旗揚げ公演を打った。金沢市の郊外、犀川上流の上辰巳村。国家安康と名を二分された家康は怒ったが、土方さんは「たつみ」の上に弟子に立たれても構わず、館開き公演『埃をあびた蛍のような男』を演出
2020年3月21日 20:52
3月21日。世界詩歌記念日。詩は個人に立つ。個から発し、個を護る。詩は山川草木、鳥獣虫魚のことばを聞く。
2019年8月30日 20:32
野葡萄は思うあんなに星の色があかあおむらさきみどりとあるのは虫がいるのだろうか夜になると星を見るとなぜだか泣きたくなるよ
2019年1月17日 21:10
今年も頭にサザンカの花びらをのっけた羅漢に会った。 どろん蝋梅を見に羅漢寺に行く花はやや草臥れていたがまだ蕾は残っていた青軸の方はまだまだ固い光に誘われたはずがどんより曇って羅漢たちももの静かなかで一人頭に山茶花の花びら載せてどろん、のポーズ羅漢は何に化けたいか九年前(2013年)のどろんのポーズ。詩はその翌日書いたもの。因みにこの人には詩集『春と石仏』の表紙