詩 どろん
今年も頭にサザンカの花びらをのっけた羅漢に会った。
どろん
蝋梅を見に
羅漢寺に行く
花はやや草臥れていたが
まだ蕾は残っていた
青軸の方はまだまだ固い
光に誘われたはずが
どんより曇って
羅漢たちももの静か
なかで一人
頭に山茶花の花びら載せて
どろん、のポーズ
羅漢は何に化けたいか
九年前(2013年)のどろんのポーズ。詩はその翌日書いたもの。
因みにこの人には詩集『春と石仏』の表紙を飾ってもらった。
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今年も頭にサザンカの花びらをのっけた羅漢に会った。
どろん
蝋梅を見に
羅漢寺に行く
花はやや草臥れていたが
まだ蕾は残っていた
青軸の方はまだまだ固い
光に誘われたはずが
どんより曇って
羅漢たちももの静か
なかで一人
頭に山茶花の花びら載せて
どろん、のポーズ
羅漢は何に化けたいか
九年前(2013年)のどろんのポーズ。詩はその翌日書いたもの。
因みにこの人には詩集『春と石仏』の表紙を飾ってもらった。
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