書いている小説が荒唐無稽にならないために、現実世界がちょっと追いついてくることを願っている！！

　
　
　小説を書いている人はほとんどそうだろうけど、話に現実感を取り入れたいと思っているはずだ。現実感があれば、読み手が面白いと感じるかはともかく、呆れることがないからだ。自作を読まれて呆れられたら、とても堪えるし自信をなくす。「むずかしすぎてつまらない」とか「地味な話で眠くなった」と言われても堪えるけど、「なんだこりゃ」とか「こんなことあるわけないだろ」と言われる方が、より堪える。
　
　多くの小説は、主人公がなにかしらで活躍する話だ。スポーツの世界だったり、仕事の場だったり、学校生活だったり、架空の戦いの世界だったり。主人公が一方的に負けまくったりやられまくったりする小説は皆無だろう。

　
　
　今、書き進めている『アイドルジョッキー弥生は一番人気！！でGⅠレースを勝てるのか！？』は、主人公の女性ジョッキーがクラシック３冠レースに挑戦する話。どこまで活躍させたらいいのか、頭を悩ませる。
　
　中央競馬の女性ジョッキーは、現役、引退すべて含め、中央競馬のクラシックどころかＧⅠレースを勝っていない。近年ようやく掲示板（５着以内）がやっとの状況。その現況下であまりにＧⅠをポンポン勝たせすぎると、話がウソっぽくなって読み手がしらけてしまう。でも、現状に合わせてなかなか活躍できない話を書いてもつまらなくて読んでもらえなくなる。この辺のさじ加減がむずかしい。
　
　現在小説は秋の本格的なＧⅠシーズンに突入。その年の暮れで話を終わらせるので、佳境に差し掛かったと言っていいところだ。
　そして現実の競馬は、夏のローカル開催が終わってこれから中山競馬場に開催が移る。中山４週のラスト週からＧⅠシーズンとなり、今年は無観客ということはあるが無敗のクラシック牡馬も出ていることだしだんだん盛り上がっていくはずだ。もし女性ジョッキーの藤田菜七子さんがＧⅠ戦線で活躍してくれたら小説もかなり書きやすくなる。ＧⅠに出てきたら応援馬券を買って、勝利、あるいは上位入線を願おうと思っている。
　

　
　
『　アイドルジョッキーは１番人気！！でGⅠレースを勝てるのか！？　』
　
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（カクヨム）　
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