期待と応援を重圧に感じる人へ

「頑張ってね!」

「期待しとるよ!」

「門司港をよろしくね!」

起業してからというものいろんな人に応援してもらい、ありがたいことに期待してくれる人も増えてきました。

自分には身に余るようなポジションでの仕事もいただいています。

でも、その一方で期待や応援を受けるたびに嬉しい気持ちと同時に「自分なんかができるのだろうか?」という不安や「失敗して期待や応援に応えられなかったらどうしよう?」という重圧が襲ってきます。

そして、日々その不安や重圧と戦っているような感覚があります。

人間的に成長して強くなればこれを克服することができるんじゃないかと思っていたんですが、最近はそうじゃないような気もしてきました。

なぜなら、きっとこの感情はなくしたくてもなくならないとわかってきたからです。

すごく当たり前のことなんですが、期待や応援に応えたいと思っているから生まれる感情なんだと改めて自覚しました。何をいまさらって感じなんですが、これが腹落ちして少し気持ちが楽になりました。

「逃げたくなるのは戦っているから。」

よく聞く言葉ですが、それを強く実感してます。

不安や重圧があるのはそれは自分自身が真摯にその物事に取り組み、一生懸命頑張っているからだと。

努力が報われるかどうかはわかりません。

現実はとてもシビアで成功することなんてほとんどありません。

そうとわかっていても挑戦したい。どんなに苦しく辛い道でも戦うと覚悟している人たちがいます。

そんな人たちはとても少ないですが、だからこそみんなが期待したり、応援するんだなと最近改めて感じています。

僕自身が格闘技が好きで、格闘家の人達に心惹かれる理由はこれだろうなと。

最近だと村田諒太VSゴロフキン、井上尚弥VSドネアの試合がまさにそんな試合だった。全選手いろんな人の期待や応援も背負って命を懸けて戦っていた。

でもそれは誰かのためではなく、きっと自分自身の誇りのためであるからこそ、その戦う姿がカッコよくて多くの人の心を打つのだと。

僕も誰かのためではなく、自らの誇りのために死力を尽くして日々全力で戦っていきたい。





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