子どもよ、何度もおまけDVDを観たまえ
同じ本を何度も読むべきなのだという。
いやいや、読み散らかす人生も素晴らしい。というか人生には出会いが重要、読み終わった本なんか読んでる暇は無い!
……って思ってても、たまに同じ本を読み直しますよね。
(部屋の片付けをしてると頻繁にね)
本は変わらないけれど、人は変わるから。
親になるなんて思ってもいなかった自分が、かつて感動した本を読み直すと、親の視点で新たな感動がある。
幽遊白書の蔵馬より蔵馬ママに感情移入したりとかね?(世代がバレる)
こういうのはいい歳したオジサンオバサンの特権だよなぁ、なんて思っていたけれど、むしろ子どもだって負けてないどころかもっとすごい。
同じ絵本もそうだけど、幼年誌のおまけDVDを何度も見たがる我が家の2歳児。
大きな乗り物を見てはあっけにとられるのを繰り返していたのに、今日は重機の動きを見て自分の手の動きを合わせていた。
重機の爪やバケットが人間にとっては手なのだとわかるし、自分があの重機だったらどうするだろうという感情移入ができている。
日々自分が変わって、新たな感動があるんだね。
あなたの認識はとてつもない速さで更新されている。
同じものを見ているようで、実はいつもキラキラしたものを見ているんだね。
あなたの目で見ているものをパパにも見せてほしいけど、それはできないから、パパはあなたを見ています。
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