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ボークでもプレイは続く
有料コンテンツならきちんと体系化してポイントを整理して記事を書こう、そんなことを考えていたらいつまで経っても記事をアップできなくなってしまいました。
今日は久し振りに野球規則に関する記事です。
社会人や高校生の野球だとそれなりに資格のある審判員なので間違うことは殆どありませんが、比較的間違いの起こりやすいのがボーク発生時の走塁です。
実際のプレイでの事例を紹介しましょう。
◇ 事例:ボーク発
野球のルール・3問クイズ 第一回
野球のルールに関するクイズ 第一回目です。
野球のルールに興味をお持ちのかた、是非チャレンジしてみてください。
回答を知りたいかたは、こちらへメールでお問い合わせください。
僕が回答と解説をメールでお返しします。
61.rider.oldguy@gmail.com
第一問
0アウト走者一塁の時、投手が一塁へけん制球を投げようとした時にボークとなる動作をしました。
そのため、投手は審判員から『
同じ塁上に二人の走者
試合中に時々見かけるプレイですね。
特に三塁。
走者二三塁でスクイズに失敗した時など、3塁走者が本塁へ走ることもできずに慌てて三塁へ戻ります。
その間に2塁走者が三塁へ走るのはある意味セオリーですので、結果として三塁には2塁走者と3塁走者の二人が立っているという形になります。
この場合のルールは、野球をする人なら誰でもご存知のことかもしれませんん。
ですが、実は審判員にとっては意外な落とし穴もあり
投手が走者のいない塁に送球したら?
結論から言うと投手の遅延行為としてボークです。
ボークに関する規定として、野球規則 6.02(a)(4) にはこのように規定されています。
「投手板に触れている投手が、走者のいない塁へ送球したり、送球するまねをした場合。
ただし、プレイの必要があればさしつかえない。」
ここだけを見ると、投手板から軸足を外して走者のいない塁へ送球するのであればボークではないと解釈できます。
しかし、アマチュア野