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オンライン授業でディスカッション

オンライン授業を何となくやってみてはいるけれど、「どうしてもティーチングになってしまう」「どのように引き出したり、ディスカッションしたりすれば良いのか分からない」という先生も多いのではないかと思います。急にやり方を変えたり、新しいことを始めるのって難しいですよね。

そこで今回は、ティーチングだけでなくディスカッションもできちゃうツール「zoom」を紹介します。

■zoomについて

zoomは、テレビ通話と同様にビデオと音声を使って、違う場所にいる相手とのコミュニケーションがとれるツールです。

通常はひとつの場所に集まって実施する必要がある授業がオンライン上で可能になります。

zoomを使用するにはリンクを作成する必要がありますが、長くなるので割愛します。参加者はURLにアクセスすると参加できます。詳しいことはこちらをご覧ください。

こちら、zoomが初めての方に説明する際に!


始める前にみんなにお願いしたほうが良いこと

zoomのリンクにみんながアクセスし、今から授業を始めるぞ!という場面にうつります。

始める前にここでのグラウンドルールを伝えましょう。

<グラウンドルールの提案>

①話している人以外は基本的にミュート

ミュートにしておかないと、みんなのいろんな音が入ってきてしまい、話している人の言葉が聞きとりにくくなったりします。ミュートをお願いすることで解決!

②名前の変更(フルネームや呼ばれたい名前など)

名前を分かりやすくしてもらうことで、誰がいるのか分かり、みんな安心します!

③反応は大きめに

オンラインの反応って結構分かりづらいですよね。分かりづらいことを伝えた上で、もし理解できたら体で大きめの○を作ってねと伝えると○!

これらのルールを伝えることによって、スムーズに進めることができるようになります。

※あくまでも提案なので、自分やその場にあったグラウンドルールを伝えることが大事です。

■ティーチングは画面共有

授業内容などはスライドを使用して行う方が多いと思います。スライドを「画面共有」(機能)することでみんなそのスライドをみることができます。ティーチング中は(ミュート中なので)チャットを有効活用してもらうと良いです。質問やコメントなどをチャットに書き込んでもらい、先生がそれに対して応えていくというやり方がオススメです。

ディスカッションはブレイクアウトルーム

途中、ディスカッションする時間をとりたいという時は、「ブレイクアウトルーム」という機能を使います。少人数のグループに分かれて話すことができます。グループ分けの設定ができ、意図したグループを作ったり、ランダムにグループを作ることができます。

また、時間の設定もできます。何分と設定をしてから、ブレイクアウトルームに移動する前に「○分間話し合ってきてください。」と伝えると丁寧で良いです。

ブレイクアウトルームを行っている際、ホスト(zoomのリンクを作成した人)である先生は、全てのブレイクアウトルームを覗きに行くことができます。安心ですね。

ブレイクアウトルームについては、こちらの記事が分かりやすいので是非ご覧になってみてください!

ブレイクアウトルームからみんなが戻ってきたら、そのグループでどんなことが話されていたのか全員にシェアする時間をとるとみんなの学びが深まります。(恥ずかしくて発言しにくいという場合は、チャットに書いてもらうと良いでしょう。)


このように、zoomを使うとディスカッションも可能になり、授業の一方通行の悩みを解決することができます。ぜひ利用してみてください!

(注意点: 無料バージョンの場合、参加者が3人以上になると1回40分までの利用になります。)

初めてのことに挑戦しなければならず、多くの不安もあると思いますが、少しでもお役に立てればと思います☺︎

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