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日々を心地よい気分で過ごすために。3月の読書記録

4月に入りもう1週間が経ちましたね🌸新入生や新社会人の皆さんにとってはまだソワソワする季節かと思いますが、新生活を楽しんでほしいです!

遅くなってしまいましたが、3月の読書記録です。先月は癒されたい気分だったのか、小説やエッセイ本を手に取る機会が多かったように思います。

特に好きだった本はこちらの2冊。

暮らす働く、もっと明るいほうへ。  気持ちを切り替えるヒント39 |OURHOME Emi (著)

イラストがふと目に止まり購入。暮らしと仕事のエッセイ本です。
著者のEmiさんの音声メディア「暮らす働く“ちょうどいい”ラジオ」での内容がベースとなっているそうです。

自分の思考や行動って年齢を重ねるとある程度パターン化してくると思うんです。
私もこうゆう時はこうしておいた方が無難だよな〜とか、疑わずに毎日やっている習慣があったり、と年を重ねるごとに自分の型ってでき上がってきますよね。

この本はそんな今までの自分の固定概念をふわっとほぐしてくれたり、悩みがある人にはそっと背中を押してくれる言葉が詰まっています。

今の私に一番響いた言葉。

「〜しておいた方がいいかな」を、あえてやらない選択

こうしておいた方がいいかな、という選択よりも、こうしたいからする、の積み重ねのほうがすごく大事なんじゃないかな。

私は今2歳半の息子と暮らしているので、仕方がないとはいえ育児を優先し、自分のやりたいことを後回しになる日が増えてきています。

私も充実して楽しく過ごしていた方が、家族のためにもなるはず!と、思っているものの自分の考えを肯定する時間が減ってきていたな〜と反省。

全ては叶えてあげられなくても、私も「こうしたいからやる!」と自分の気持ちを汲み取る時間を作っていくように意識して過ごしたいなと思います。

猫のお告げは樹の下で |青山 美智子 (著)

宮崎本大賞を受賞した本「木曜日にはココア」を読んで青山さんのファンになり、今回はこちらの本を手に取りました。

青山さんの小説は、心に響くフレーズが多く、
読んだ後に優しい気持ちになれます。

また、短編ストーリーの登場人物達が本一冊を通して、少しだけちょっとずつ繋がっている描写が個人的に好き。

本作では、就活に悩む大学生や夢を諦めきれない主婦など悩める人々が、ふと立ち寄った近所の神社でお告げかかれたタラヨウの葉っぱを、猫から授かることで物語がはじまります。

お告げはカタカタ4文字(「ニシムキ」など)で書かれており、その言葉をキッカケに受け取った各主人公の人生や考え方が変わっていくお話しです。

各主人公達のストーリーは、事実は1つだけど、解釈は何通りもあるんだなぁと考えさせられることばかり。

私も凝り固まった考えや見方があったかも!と、自分の過去の考え方や今の価値観を見直したくなる本でした。

個人的に響いたフレーズの一部です。

ああ、まただ。私は思う。自分はなんの役にも立たない、なんの価値もないというラベリング。うまくいかない、自分はダメだ。今までいったい、どれほどたくさんのこんな声を聞いてきただろう。違うのに、ぜんぜん違うのに。


新しく良いものを取り入れるには、出すのが先です。入ってくる隙間を作らないと。

ー中略ー

自分のスペースが狭いなんて、どうしてわかるんですか。あなたがそう決めてしまっているだけではないですか。誰もそう言ってないのに。

読んだ後は、とても前向きな気持ちになれます。


うまくいかないな〜って日もほんの少しだけ見方や考え方を明るい方へと変えて、
4月も心地良く過ごしていこうね。


***

今年は100冊読むことを目標にしています。
3月時点で24冊読了。今月はもう少し読書時間を増やしたいです。


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