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何読んでる?【読書】

実は密かに読書家だ。
1か月に20~25冊ほど市立図書館で借りて読んでいるので、年間で200冊以上は本を読んでいる。1冊の本の価格を1500円くらいとすると、大体年間で30万円。住民税のもとはとっている。

読む本はミステリー小説が多く、大抵は図書館の返却コーナーに無造作に並べられているものから選ぶ。若い頃は京極夏彦の妖怪シリーズを食い入るように読んだ。新作が出るたび、文芸部の女の子から借りていた(その頃から借りて読む人だった)。

ミステリー小説で注目しているのは、犯人の動機や周囲の人間の感情の動きである。(犯行のトリックとかはあんまり覚えていない)。

その点、東野圭吾作品は「実はあの時彼らにはこのような関係があり、数奇な運命が重なって仕方なく…」みたいな展開が多くて興味深い。特に人気のガリレオシリーズは湯川先生が福山雅治に自然と脳内変換できるため、イケメン成分摂取の意味でも夢中で読んだ。

湊かなえ作品は一つの事件に対し、周囲の様々な人の思惑とその語りが面白くて読んでいる。最近読んだ作品は「カケラ」で、整形外科で脂肪吸引した後に自〇した女の子をめぐって整形を担当した女医が関係者に話を聞いていくというストーリー展開である。「誰が彼女を追い詰めたん?」とどんどん物語に引き込まれ、話をする登場人物ごとに見えてる世界が違うので現実と若干の乖離があって、あるあるな感じで面白い。湊かなえが描く女が結構苦手なタイプなのも、読んでいて逆に引き込まれる。

ミステリーだけではなく、ほんわかした小説も好きだ。『そしてバトンは渡された』の瀬尾まい子や、『ツバキ文具店』の小川糸はハマっていくつも作品を読んだ。瀬尾まい子の作品は登場人物が朗らかでピュアで温かく、小川糸の作品は登場人物が他者への向き合い方が真面目で不器用な感じがして好ましい。

どの作家も有名作家なのは、冒頭で述べた通り図書館の返却コーナーで適当に選んでいるからである(笑)よく借りられている本ほど、やはり人気なものが多い。あとちょっとだけ古い。新作は予約でいっぱいだから。何を読んだらいいか悩む人は、返却コーナーから表紙の絵やタイトルとかのイメージで借りるのも面白いと思う。あと選書サービスもおすすめ。

皆さんは何を読んでますか?ぜひ教えてね✨

ちなみにタイトルの画像は、城崎温泉限定、湊かなえの短編小説です。こんなカニカマみたいな形で立派な本なのです(笑)城崎温泉でしか買えないそうです。

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