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ゴールドラッシュでもうかる人は?

[要旨]

直接的にお金を稼ぐよりも、うまくお金を稼ぎたいと考える人たちを相手にビジネスをする方がもうかるという例は、少なくないようです。したがって、支援をしてもらう専門家を選ぶときは、十分な注意が必要です。


[本文]

経営コンサルタントの相馬一進さんのブログを読みました。要旨は、米国人投資家のロバート・アレンは、彼の著書で複数の収入を作ることを薦めているが、彼自身の収入は、実際には、不動産投資ノウハウの販売からの収入が圧倒的に多い。

これは、米国のゴールドラッシュの時に、金鉱で金を掘った人よりも、その人たちにジーンズを販売した、リーバイ・ストラウス(リーバイスの創業者)と同じだ。すなわち、直接的にお金を稼ぐよりも、うまくお金を稼ぎたいと考える人たちを相手に、ビジネスをする方がもうかるという例は、過去にいくつもあるというものです。私も、相馬さんと同様のことを感じています。

最近の例では、最高で1億円を補助してもらえる事業再構築補助金が、3月から申請受付が始まりましたが、それとともに、多くの専門家が現れましたが、これも、補助金をもらうよりも、補助金をもらいたい人を相手にビジネスをする方が儲かると考える人が多いからでしょう。

もちろん、事業再構築補助金の申請手続きは複雑なので、多くの場合は専門家の支援が必要でしょう。また、それにきちんと対応してくれる専門家が多いと思います。ただ、漁夫の利的な考え方を持っている専門家もいるようなので、十分な注意が必要と、私は考えています。

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