映画「ロストケア」レビュー

「過酷な状況に置かれても、なお家族とはどんな関係なのか」
を問う映画だと思いました。

介護の大変さ不条理さ、それに対する不十分な施策という背景の中で浮き上がる家族の葛藤と思い。

松山ケンイチと
長澤まさみという
実力派を主役に据えた映画は、
罰し罰される関係から、救い救われる関係へと変容し、
映像に技巧を加えながらも
さながら舞台劇を観ているかのような迫力がありました。

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