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いらっしゃい大阪へ

皆さまご無沙汰しております。
いとさんです。

不安いっぱいでパンデミック中のガラガラの飛行機に乗り、33時間かけてはるばる故郷の島国へ帰ってきてから、早いもので2年が経ちました。アルゼンチンのエセイサ空港で、それまで一緒に暮らしていたパートナーに見送られ、大粒の涙を流しながら独り空港を行くアジア人の私を、職員の方々が皆さん気遣って優しい言葉を掛けて下さったことを今でもよく覚えています。本当に温かい人達ばかりだったなと思います。

さて、今回は唐突ですが、アルゼンチンからパートナーが来日していたお話を綴ろうと思っています。水際対策の為、何度も延期を繰り返して今年の9月についにやってまいりました。文明のおかげで地球の裏側にいる彼らとまるで目の前にいるように会話ができますが、やはり触れられるということは精神的なところで大きく違うということを実感致しました。帰国後しばらくして社会復帰した私は、アルゼンチンで感じたことも学んだことも夢だったかの如く以前の生活をすっかり取り戻してしまい、だんだんと心がボソボソとしていましたので、余計にそう感じたのかもしれません。

滞在期間は1ヶ月半に及びましたが、アルゼンチン流の考え方や姿勢はまたもや私に気づきを与えてくれることになりました。そしてそれはやっぱり私の心を少し豊かにしてくれた気がします。その時に私の心に宿った思いも含めて、忘れっぽい私がまた失ってしまわないようにここに残しておこうと思い立ち、筆を執る次第です。

アルゼンチンのお話はあまり出てこないですが、まだまだスペイン語修行中の私が見つけたフレーズなども忘備録のように残していこうと思いますので、ご興味がありましたら是非立ち寄って頂けましたら幸いです。

いとさん

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