Apple認定整備済製品を初めて買ったので、そのメリット/デメリットについて語る。MacBook Pro
Mac Book Pro(整備済製品)を購入
はじめに
どうも。何事も新品第一主義の悠です。
本や服はおろか、家電も新品を好みます。
潔癖というほどではないですが、なんとなく人が使ったものは避けたいという精神が強く、中古が多少安かろうが新品を買っています。
市場に出回っておらず、どうしても欲しければ、ようやくメルカリを見るレベル。そこでも『新品未開封』『未使用に近い』ものしか買いません。
少し潔癖が入っているのかもしれませんが、一番は何か不具合があった時に面倒くさい…という思いです。
そんな私が、今回は『Apple認定整備済製品』を購入しました。
Apple製品を安く買いたいが、中古はちょっと…みたいな人に読んでもらえると幸いです。
『Apple認定整備済製品』って知ってますか?
まずはここを整理しましょう。
『Apple認定整備済製品』とは初期不良などで返却されたApple製品を、Apple社自身が整備、クリーニング、動作確認等々を行って、もう一度売っている製品のことです。
一度人の手に渡っているため、完全な新品とは言えませんが、言うなればApple公式の中古品ということです。
詳細やラインナップについては下記URLをご参照ください。
今回購入したPC
14インチ Mac Book Pro スぺ―スブラック
11コアCPUと14コアGPUを搭載したApple M3 Proチップ
2023年10月発売モデル
ストレージ:1TB メモリ:18GB
Apple Storeだとこれですね。新品で買うと358,800円です。
元々、このくらいのスペックをボーダーとして探しておりましたが、これまで使っていたPCは約10万円だったこともあり、高いなぁ…と思っていました。
ところが。
上記と全く同じスペックの整備済製品を302,800円で購入できました。
その差額なんと56,000円!
これには新品第一主義者の財布もガバガバ、即一括購入しました。
初期設定やアクセサリの購入も終わりましたので、このApple認定整備済製品のメリット・デメリットについて、ゆるっと書いていきます。
メリット
①新品同様の品なのに安い
今回、私が購入したものは56,000円の差でしたが、より古いモデルだと10万円レベルで差が出ることがあります。
型落ち品を買うのは…と思うかもしれませんが、ここ数年のiPhoneやMacはどんどんとオーバースペック気味になっている気がします。自分がその機器で何がしたいのか?を考え、最新モデルじゃなくても事足りることであるならば、古いモデルを買ってより安く買うのも一手かもしれません。
個人的に5年は使い倒そうと考えているため、最新モデルを購入しました。
②不具合品は全てAppleの純正・新品パーツに交換されている
整備済製品の解説で触れましたが、初期不良品はApple社で整備、クリーニング、動作確認を行い、基準をクリアしたものを整備済製品としています。
ここで交換されたパーツは全てAppleの純正、新品パーツです。つまり正規品の新品と遜色ない検査をパスできる製品であるということです。
③マニュアルも標準付属品も全てつく
中古で家電やゲームを買った人なら特にイメージがつきやすいと思いますが、箱なし、取扱説明書なし、周辺機器なし…みたいな売り方、よく見かけませんか?
この整備済製品は違います。ちゃんと箱に入って、マニュアルも充電器も全てついてきます。なので新品と違うのは『一度Appleの手を離れている』ということだけです。
デメリット
①中古品よりは高い
当然のことですが、Apple社を通したほぼ新品に近い製品なので、中古品よりは高いです。この辺は安全を取るか価格を取るか、みたいな話なので人によると思います。個人的には電子機器に明るくない人が中古に手を出すと失敗すると思っているので、向き不向きがあると考えます。
②在庫に限りがある
整備済製品はその性質上、在庫が潤沢ではありません。
初期不良品などでAppleに戻ってきたものが母数となりますので、タイミングによっては欲しいスペックのモノが常にあるわけでは無いのです。
在庫状況も新規追加も神(Apple)のみぞ知る…というところですが、実はこんな便利なサイトがあります。
入荷の新着情報を教えてくれるサイトです。
外部サイトも活用しつつ、粘るのがよいでしょう。
前述の通り、在庫に限りがあるので、あまり購入検討を長引かせていると折角あった在庫が無くなっている…という事態にもなりかねませんので、お気を付けください。
③カスタマイズできない
②とちょっと関連しますが、カスタマイズはできません。
要するに、カタログスペック通りのモノしか買えません。
どうしてもスペックが譲れない、妥協できない場合は、そのスペックのモノが整備済製品として出回るまで粘るか、諦めて新品&中古を買うかしかないのです。
④ごくまれにあるキズ、初期不良
これは実際に体験したわけではないので何とも言えないのですが、それでもキズ、初期不良がある個体が届くことがあるようです。
私のところに来たものは新品同様でしたが、まあそういうこともあるかもしれません。というかそれは新品だろうが中古だろうが、確率の話でリスクはどれもある気はしますが…。
しかし、1年間の製品保証がついているので大して気にしなくてよいと思います。そもそも低確率の事象ですし、製品保証でどうにかなるので。
まとめ
「どうしても新品じゃないと嫌だ!」という人と
「中古でさらに安く買いたいんだ!」という人でなければ
この『Apple認定整備済製品』は一考の余地があるのではないでしょうか。
それでは。