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こんなにも日々やらかしているのに、気づけばすごいものを手に入れていた

苦手なデスクワーク、外注するか問題


認知科学コーチのマネージャーをはじめて9ヶ月が過ぎました。

イベントや講座の企画・運営をメインに…ということで「事務作業はアウトソースOK」ではあるのですが。

今のところ、ぜんぶ自分でやっています。

・エクセルで請求書作成、データで送付
・動画の管理、必要なところにシェア
・勉強会ご参加者リストの管理(オートビズ使用)
・もろもろメール送信、対応
・Facebookグループの運営
など。

多いときで1時間、少なければ10分。
日のよって差はありますが、週6で何かしらのことはやります。
月にすると10-12時間。
そもそもアウトソースするほどの量でもないうえに、グループの運営とかはむしろ大好き。
メールは95%が個別対応なのでアウトソースに向かない。

となると、実際にアウトソースするとしたら、せいぜい2時間分くらいになるかなぁと。

じゃあ、自分でやるでしょ…
豚さんお世話するくらい時間はあるんだから。

なのでやってはいますが…


やらかしメモ、お役に立てますかどうか…


デスクワーク、苦手です。
すでにお付き合いいただいている方はご存知のように、才能もありません。
まあ、日々やらかしている次第。

ご参考までにやらかしたこと一部公開。
役立つかどうかあなた次第。

★誤字脱字は日常茶飯事。というか、一通のメールで誤字脱字がないものはない!断言できます!Noteも然り!
 →キータッチがめちゃくちゃ下手なので、もう、そこから…

★クライアントさんからのお問い合わせ時に、相手のお名前を間違えている。メールとFacebookメッセンジャーそれぞれであり。
 →みなさん、オトナなので色々救われている状態、深謝。

★メールに記載したリンクが切れている。これは何回もあり。Facebookとの相性の悪さやコピペの繰り返しが原因か?
 →ボスにURLの仕組みを解説してもらうも、半分くらいしか理解できず…
特に期待はないので問題もない。

★ZOOMでの勉強会、レコーディングを忘れる。もう何かもあり。
 →先月なんて、ボスがしゃべり出してから、参加者さんよりチャットで「レコーディングしていますか?」と教えてもら。
ボス中断、最初からやってもらう。

この問題への対応については、先日はたと思いつきまして…

勉強会などはPPTのスライドを使って進めるのですが、写真のスライドを入れておいて、参加者全員で確認してもらうっていう荒業ww

めちゃくちゃ効果的でした!!


そして、マネージャー歴9ヶ月で最大のやらかしは、これ↓↓

★Facebookでコミュニティグループをつくったとき、事務局グループ(私とボスしかいない)に、大量の人を招待してしまった。
 →すぐにミスに気付いて全員を削除するも、最初はどうしていいかわからずワタワタしまくって、結局30分くらいかかる。
公開してはいけない情報山盛りで、機密情報もけっこうあったので、ボスは半年間にわたる自分のポストを全部消すという大問題に発展。

最後のはさすがに笑えなかったです。
ここで凹まなくていつ凹むんだ案件、さすがに凹みました。

その後どこかでネタとして披露。
(ネタにすな)
コミュニティ内にやらかしキャラが認知され、同時に今まで以上の自由を手に入れた瞬間でした。

と、こんな体験をしてきた次第です。
何かしらのご参考になれば幸いです…

いや、ならんやろ。


気づけば、すごいものを手に入れていた


日々いろいろやらかしている私ですが…
最近になって、これまでの人生では決して得られなかった偉大なものを知らない間に手に入れていたことに気づきました。

それは…

ポンコツな自分、OKなMind。

本当はずっと前からうっすら気づいていたのに、抵抗して、嫌がって、避けて、逃げて、どうしても受けいれることができなかった自分の姿。


思い出話になって恐縮ですが


中学校くらいまでの「よくできる子」って、ほぼ例外なく成長度合いですよね(どこかで聞いてめちゃ納得した覚えあり)
実際に日本有数の名門中学校の子とか、だいたい年齢不詳。
え!先生じゃないの?
くらいの生徒も多いじゃないですか。

私も、けっこう早熟な子でした。
だいぶしっかりしていたり、身体も大きかったし、顔も老けていたし、成績も当然よかったです。
小学校でやらされるようなことを、なぜできない子がいるのか、さっぱりわからなかったくらい。

でも、これは能力じゃなくて、きっと成長が他の子よりも早かっただけ。

だから当然、年齢を重ねるにしたがって普通の子になっていくんですけど、その普通とうまく折り合わないケースってあると思うのです。

親の期待というのか、「親が望む我が子」であろうとする自分。

私の母親は、東海地方の片田舎の出身ですが、勉強が好きで、実際にそれなりにできたらしいです。
本人は弁護士になりたかった。
でも、環境が許さなかった。

ずっと弁護士への憧憬を抱きながら、私を生みました。

そしたら、けっこう優秀かもしれない!っていう子供だったんです。
私の未来に自分の憧れをちょっとくらい重ねても、おかしくはないよなぁと。

当然のように、私の子供のころの夢は「弁護士」
どこかでそうを口にするたびに、嬉しそうにしていた母の顔を今でも覚えています。

ところが中学に入った途端、学校が嫌いになりました。勉強もぜんぜんしなくなりました。
どんどん成績も下がって、母が夢見る「弁護士」には程遠い子になりました。

母は、何も言いませんでした。

私が望むことを、いつも一番に応援し続けてくれました。
だから、母の期待を強制されたり、虐げられるようなことは一度もなかったと思います。

さまざまな環境や親子関係があるなかで、私は、自分がいかに恵まれていたかをオトナになって何度も思い知ることになります。

それでも。

子供のころに囚われた呪縛からは、簡単に逃れることはできませんでした。

本当は母が何を望んでいるのかを、知っていたから。

オトナになってからも、母の友人や知人に紹介される機会が折に触れてありました。
相手の方は、それなりに褒めどころを探して何か言うじゃないですか。
ほんとうに嬉しそうで、きっと母はその褒め言葉そのものの私であると信じているんだと感じていました。


優秀な自分であれ、という呪縛


途中で優秀でもなんでもなくなった私。
一般的な「優秀な人」ルートに乗る術も見いだせなくなった私。

それでも、優秀な人であることに縛られていました。

自由に楽しく生きていながらも、
「母を裏切ってしまった」
という小さな罪悪感を手放すことなく、奥底にしまったまま44年間を過ごしていたんですね。

ボスがコーチングの中で扱う「呪縛」です。

一方で、周囲がとても気になり(人の目が気になるのではなく、その場の全体性や相手の性質が気になる)、人のことはけっこう見ているほうだと思います。
周囲にいる「本当に優秀な人」も理解していました。
特に30歳を目前に転職した研修エージェントは、社長を筆頭に、「本当に優秀な人」が山盛りいました。
優秀な定義も曖昧なままですが、でも明らかに自分とはかけ離れていることはわかります。

折り合いがつかなくなって、こじれていくんですよね。

私の場合は、13,4歳とけっこうはやいタイミングで「優秀でもなんでもない人」になったので、深刻度合いは軽かったかもしれません。

それでもかなり根っこのところで、うっすらとこじらせているので、なかなか表出せず、むしろ時間がかかった可能性がありそうです。

かなり長い間
「ポンコツの自分は、決して受け入れられない自分」
であったと思います。

ポンコツさが露呈するたびに、自分はそうでないことを周囲に知らしめようと、不要な主張と未熟者の態度を振りかざしていました。


気づけば、すごいものを手に入れていた(再び)


マネージャーになって9ヶ月。
気づけばその呪縛が、解放されていたのです。

ポンコツな自分、OKなMind。

ポンコツな自分が好きか?
と問われれば、別に好きではありませんがw

正確には、

「私が優秀だとかポンコツだとかなんて、たいした問題じゃないよねMind」
です。

今、思うのは、ひたすら
「このポンコツなりにresourceを最大限活かすには?」

この状態になれたことは、私にとって、ひたすら偉大です。
私以外の人には何の価値もないかもしれませんが。


この状態になったきっかけやプロセスなどは、またいつかNoteしようと思います。

一番最初のNoteのタイトル
「一人との出会いで人生が急に変わることって、たぶん普通に起こる」
そのものが起こっていることだけ、まずここでお伝えしておきます。

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