款冬華
こんにちは
今の二十四節氣は「大寒」、1年で一番寒い時期とされています
そして七十二候は「款冬華(ふきのとうはなさく」
凍りついた大地に雪解けを待たずにふきのとうの花が咲き始める頃とされています
といっても、北関東の我が家の庭では、ふきのとうが顔を出すのはもう少し先
昨年は2月中旬ごろでした
3月の中旬にはこんなに採れました
ふきのとうは春を告げる薬草
独特の苦味は春先にぴったりな味
冬は閉蔵(へいぞう)という蓄えて閉ざす季節
なにを?というと
春夏秋と活動するためのエネルギー
ただし、溜めてしまうのは良いものばかりでなく、毒素や老廃物、脂肪、感情などもともに
春先にはこれらを外に出すことはとても大事
溜め込んだままにしてしまうと
春先に花粉症や肌荒れなどのアレルギー症状やいらいら、クヨクヨなど感情の波が押し寄せてしまう
島民から目覚めたクマが最初に口にするのが春の薬草
私たちも一緒
春先には苦味がある野草を少し摂る
ふきのとうは身体を冷やす作用もあるので
冷え性の方は火を入れて、少しずつ
私はご飯にちょっとふき味噌をのせていただきます
款冬花