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作詞は意味が分からないくらいが丁度いい!『大人のボカロ曲』の詞を模索してみた!

こんにちは、ナナモカムイです。
近くの森から蝉の鳴く声が聞こえてきました。もう夏ですね。
さて、昨日書きました、作詞について今日は書いていきたいと思います。

・大人のボカロ曲を模索してみた

自己流ですが歌詞を書くスタイルが出来上がりつつあり、今回も少し気合を入れて書きました。以前記事にした『大人のボカロ曲』の歌詞ってどんな感じかなと、模索しながら書きました。『大人の恋愛』っぽいものが良いのかなと思い、それらしく書いてみました。

まずはラフの時点の歌詞です。
全部書き込むと長くなりすぎるので1番だけ掲載します

A
孤独にしがみついていた 君と出会うまでは
水面に花が咲く様な そんな日々が続いている
言葉を交わすだけでいい それだけで良かった
いつかは散りゆく花びら 美しくありたい

空に溶け込む茜色 今日も夕日は沈んでゆく
去り際の歯がゆい切なさに その細い体抱きしめた
サビ
この空羽を広げ あなたと飛んで行こう
夢の様な戻らぬ時が 僕らを包んでゆく

ラフは大体いつも音符の数を気にせず長めに書きます。
今回はAメロだけ長めに書いた感じ。一応メロディーを聴きながら書いてます。記載した詞は漢字を使ってますが、基本ひらがなだけに書きます。
ボカロに流し込む時にコピペで済むので。ワンフレーズずつ流し込んで、文字数がオーバーすれば、メロディーの数に合わせて書き換える感じですね。
さてこのラフ(特にA)で、どこまで反映できたのでしょうか?

A
水面に花が咲く様な恋に 輝いていた日々も
いつか散りゆく花びら 儚さを散りばめ
B
空に溶け込んだ 茜色の夕日に
去り際の歯がゆさ その細い体抱きしめた
サビ
月が見つめてる
この空に羽を広げ あなたと飛んで行く
夢の様な戻らぬ時が 僕らを包んでゆく

Aメロは4行の文から、組み合わせてちゃんと文になる様に合わせた感じですね。Bメロの1行目は長すぎたので、文が成立するように短くまとめました。『月がみつめてる』はラフの段階では無視してます(後述します)
『空に溶け込む茜色』という表現は良かったので使いたかったんですが、
音符の数が合わずで残念です。

・意味が分からないくらいが丁度いい

作詞のコツというものが少し分かってきています。以前比喩表現については書きましたが、比喩表現を駆使して詞を書くと、歌の歌詞っぽくはなります。以前までの作詞だと、あまりにもストーリーがストレート過ぎたのかもしれません。例えばこんな感じ。

・過去の詞:リンゴは甘くておいしいんだ!
・現在の詞:赤い果実は蜜の味!

リンゴ→赤い果実にすり替えて、聴き手にリンゴを想像してもらう様に仕掛けます。また、聴き手がリンゴだと思わなくても良いのです。聴き手の想像にお任せすれば良いかと思います。あまりにもストレートに物語を語るより、作詞の場合はある程度ぼやかしてしまう方が、歌詞としてもカッコよくなります。意味が分からないくらいが丁度いいと思います。

・英語を入れたかった

話は戻りますが、『月が見つめてる』の部分を後回しにしていたのは、英語をそこに入れたかったからなんですね。一通りボカロに歌詞を流し込んだ後、英語にするための詞を考えました。
・月は登る→moon rises
こんな歌詞にしたのですが、どう歌わせていいのか分からず、色々試してみたものの、どうやっても変なのであきらめました。もっと一般的な英語詞で練習した方が良さそう。もしくは、英語が歌えるボカロを用意して、色々と歌わせてみるのも良いかなと思いました。筆者はほんと英語が出来ないので、洋楽とかも殆ど聴きません。なので、英語の歌もので、メロディーに対して歌詞がどの様に書かれているのか、全く分からないのです。
英語の作詞といっても、今回の様に差し込めるタイミングが、元のメロディーの都合的なものもあるので、なかなか難しいです。それでも、積極的に英語を入れる様にしながら、無理な時はあきらめるなりして、少しずつ練習するしかないかなと思っています。

・最後に

 作詞について最近掴んだコツを、今回書いた詞をもとに書いてみました。
以前書いた比喩表現の記事と合わせて読んでもらえると、筆者の作詞の方法も分かるかなと思います。

曲については、公開しましたらこちらにも載せたいと思います。作詞に関する記事は今後も定期的に書いていこうかなと思いますので、ご興味がありましたら、今後も読んで頂けると幸いです。では、今回はこの辺で失礼いたします!

▼ナナモカムイはこんな事もやっています。
初心者DTM攻略ブログ『初心のつもりで復活したら初心者だった件』


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