コード進行を作る時に便利なディグリーネームを覚えよう!
こんにちは、ナナモカムイです。
昨日連続投稿77日目を突破しました(祝)目標の100日までもう少しです。四苦八苦しながら目標目指して頑張りたいと思います。
と、意気込んだはいいのですが、ここ数日忙しいのでDTMできてないのです。前回も同じこと言ってましたけどね(笑)
さて、今回はまたまたコードのお話でもしようかと思います。
カラオケ等で『ちょっとキーが高いな』ってなると、キーを変更するボタンを押したりしますよね。あれは曲全体のキーを変える訳なんですが、そうするともちろんコード進行もキーに合わせて変更されるわけです。弾き語り等で同様の事をしようとすると、なんのコードに変わるのかを知っておく必要がありますね。そんな時に便利なのが『ディグリーネーム』です。
・ダイアトニックコード
ダイアトニックコードとは、コード同士の関係が響きの良い組み合わせだけを選んだ7つのコードの事を指します。
・Cメジャースケールのダイアトニックコード
→ C Dm Em F G Am Bm♭5(Bdim)
上記がダイアトニックコードの例です。
詳しくは、こちらのページに一覧がありますのでご確認ください。
・ディグリーネーム
ディグリーネームというのは、上記で説明したダイアトニックコードに番号を付けるというものです。番号を付ける事で、別のダイアトニックコードの同じ番号が同じ種類のコードという意味になります。これによって、キーを変更した場合、ディグリーネームを参照する事で、どのコードと同じなのかの見分けがすぐにつきます。
・Cメジャースケールのダイアトニックコード ※()がディグリーネーム
→ C(1) Dm(2) Em(3) F(4) G(5) Am(6) Bm♭5(Bdim)(7)
・Dメジャースケールのダイアトニックコード
→ D(1) Em(2) F#m(3) G(4) A(5) Bm(6) C#m♭5(C#dim)(7)
上記の様に同じ番号同士が同じ種類のコードという事がわかります。
・C → F → G → Am を Dメジャースケールに変更したい場合
⇒ D(1)→G(4)→A(5)→Bm(6) となります。
※本来カッコの中の数字はローマ数字で表記されます。
・作曲する時も使うディグリーネーム
『作曲する時にキーが変更されることないよね?』そんな事はないです。
転調というテクニックがあり、例えばサビだけ別のスケールに変更するといったテクニックです。転調する事で、曲全体にアクセントを付ける事ができるんですね。サビだけ転調するので、イントロ等でサビと同じコード進行を使いたい時、もとのスケールに戻さないとダメですので、そんな時ディグリーネームは役にたちますね。
・最後に
今回はディグリーネームについて解説してみました。作曲・編曲で使えるテニクックという訳ではないですが、覚えておいて損はないと思います。
はい、という訳で今回はこの辺りで失礼いたします。この記事がお役に立てれば幸いです。ではまた!
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