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2011年3月29日

2011年3月29日 僕にとって忘れられない瞬間はこの日突如として訪れた。 東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン! 日本代表vsJリーグ TEAM AS ONEの試合。 当時僕は岐阜県民 被災地とは無縁の場所に住んでいた。 毎日新聞やテレビで震災の様子を見ていたが、当時小学生だった僕には正直他人事だと感じていた。 大変そうだなや、凄まじいなと感じる以外他なかった。 そして、訪れた2011年3月29日。 震災から18日後に行われた、サッカーの

    • 12年間のサッカー人生

      僕は小学生から高校生までの 12年間サッカーをやりました。 その12年間で培ったものをここに記します。 小学1年生で僕は地域のサッカー少年団に入りました。 当時同じく1年生は僕を含めて4人でした。 2年生になり、5人、6人、7人とどんどん増えていき、10人になりました。 その中で僕はゴールキーパーの素質があると言われ、 ゴールキーパーをやることになりました。 最初はサッカーなのに手が使えるという 面白さを感じていたものの、 途中から、僕もボールを蹴って走りたいと思うように

      • 人生が楽しくなった方法【すでに楽しい人を見ないで】

        まず、すでに人生が楽しい人はこれ以上見ないでください(笑) 人生が楽しくなかった男が人生を楽しむために見つけた方法なので、倫理観や道徳心は捨ててご覧ください。 あと、現在わたくし夢追い無職でお金がないため、 宜しければ課金のほど宜しくお願い致します。

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        • またいつもみたいにやり過ごせばいいのに

          帰り際に僕は唇を奪われた。 なにもない毎日が今日も終わる。 自分の生産性の無さにはもう慣れてきた。 なんの事件も起こることなく、 平和で幸せな当たり前の生活。 日本人は平和ボケしてる人ばかりだろうな と思いながら、 自分も日本人だろというツッコミを入れる。 iPhoneが鳴った。 「うちくる?」 僕には付き合って3年の恋人が居る。 贅沢な事はほとんどしてあげられないけど、 夢追い人の僕を受け入れてくれる、 優しい人だ。 僕は彼女を愛している。 彼女は僕を愛してくれるかな

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        2011年3月29日

        • 12年間のサッカー人生

        • 人生が楽しくなった方法【すでに楽しい人を見ないで】

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        • またいつもみたいにやり過ごせばいいのに

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          通路挟んで隣の席

          「好きな子なんていないもん」 小学生の僕は好きな子を隠していた。 小学生になって3年目、 僕はまいちゃんのことが気になっていた。 まいちゃんは元気な女の子というよりは、 容姿端麗ですらっとした背の高い女の子だった。 クラスのマドンナというタイプではなかったが、 僕にとってはクラスで1番の女の子だった。 ある日先生が、 「じゃあ席替えしまーす」 と言った。 やった!心の中でそう思ったと同時に、 もし隣になっちゃったらどうしよう。 といった不安も舞い込んだ。 先生が作ったくじ

          通路挟んで隣の席

          答えが分からない人たちへ

          目に見えている事実が真実なのか。 と言った疑問を抱きながら、 僕は今日も糞をする。 大人が言っていた 結果で示せ、や 行動で示せ、といったことは、 果たして真実なのだろうか。 たしかに誰かと誰かを比較するには 過去の実績は見やすい。 こいつの方が偏差値高いなとか こいつの方が他者から評価されてるなとか でも、それらはただ事実でしかない。 過去の栄光に過ぎない。 大丈夫、事実は糞だ。 あーこいつの方がでかい糞してるなとか あーこいつの方がくさい糞してるなとか 知らんわ!どうせ

          答えが分からない人たちへ

          僕はただのフリーター?

          今日はバイトが休み。 生産性のない人間の生産性のない1日が始まる。 朝は9時に起きて、しばらくTVerを漁る。 TVerを漁り終えたところで水を一杯飲み干し、 トイレへと向かう。 先程飲んだ水の分よりも多量の尿を放出し、 手と顔を洗い、歯を磨く。 ここまでが僕のバイトが休みの日のルーティンだ。 気づいた方もおられるかもしれませんが、 僕は完全なるフリーターである。 しかし、僕には夢がある。 時に誰かを癒し、 時に誰かを喜ばせ、 時に誰かを笑わせる。 いや、いつなんどきも笑わ

          僕はただのフリーター?

          忘れた

          僕は1人ある場所へと向かっていた。 鼓動の速さに情けないと感じながら 車を60キロで走らせる。 夜遅く 街にはコンビニの灯りのほかに、 牛丼屋の灯りが見えた。 客と店員合わせて2人 牛丼屋はこんな遅くまでやる必要があるのか? といった疑問を抱きながら、 僕は1人夜道を走る。 流れてくるラジオの声に耳を傾け 持ってきていたペットボトルの水を一口飲んだ。 辺りは段々と暗くなってきた。 信号の数も、車の数も減った。 目的地まではあと数キロ。 こんな夜中になにをしているのかと思いな

          忘れた

          最後の夏

          今日はやけに星が綺麗で、 夜空を見上げた。 一番星が眩しくて、 夏の音を聴きながら、 秋の夜風に 僕はひとつ息を吐く。 どーしても家に帰りたくなくて、 街の灯火に 自分の影を眺めて 1人かっこつけのために上を向いた。 今までよりも深く帽子を被り、 僕は夏の音を聴く。 今巣立つ喜びと 新しい世界へ旅立つ不安が入り混じる。 空には満天の星空と、 少しの雲。 ガラガラガラ、と 窓を閉める音を聴くと ふと我に帰る。 言葉が湧き出る、 車の音、 飛行機の音、 虫の声、 働く人の足音。

          最後の夏