【短歌】愛とさばき

AIのさばきを覆すために編み出す君のアート振り飛車

振り出しは不利で元々悠然と今日に構えた銀冠の城

バランスの時代に一歩立ち止まり薄着の玉が戦況を読む

マイナスの評価を背負い振り出した我が人生の原始中飛車

使い手が変われば味も変わるからいつかは見たい君の振り飛車

最善をよしとするのはつまらない振り飛車党は愛を信じる

飛車先の突破が何だ仮の世の左辺を捨てて描く幸福

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