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近頃はどうも眠りが浅い。まだ起きる時間ではない時に、何度も目が覚めてしまう。最もよく眠…
「どこへ行く?」 「ちょっとコンビニまで」 「だめだ!」 大きな手にはね返されて部屋の中…
野菜売場の前に女が覆い被さっていた。 「ここの野菜よくないわ」 手に取っていた野菜をそう言…
君はカウンターにかけてパンを食べていた。硝子の向こう側にはもう一つのパン屋さんがあり、…
壁を見て 世界を知った 退屈と 沈黙は 縫いかけのセーター 折句「風立ちぬ」短歌 ・ 古い…
覚え立てのクリックで『東京』を呼び出した。 「いい歌だね」 君は相槌を打たない。本音を…
肉の焼けるよい匂いが誘いかけていた。一人焼き肉もわるくない。思いながら前を通り過ぎる。結論を急ぐこともない。ここはそういう場所。数歩行けば逞しい力士人形が今にも勝負を始めそうな構えで手招いていた。一人ちゃんこか。わるくない。だが、ここだろうか。早まることもない。出会いはこの先にもあふれるほどあるのだから。和でも中華でも何でも揃っている。 穏やかに歩く内にひっかかる心の声を待てばいいのだ。早まった選択で空腹を埋める必要はない。決断に至るまでも大切な時間であるはずだ。それも
鬼の頭にミサイルが突き刺さって3本角のように見えていた。 「人にやられたの?」 君はか…
1階はレジとカウンターだけの僅かなイートイン・スペースがある。階段を上がると入り口から…
#鏡石 #短歌 #神みやげ #多様性