2020年11月の記事一覧
【小説】ロックンローラーと故郷の詩
ある朝タカシは、ノドの痛みとともに目を覚ました。
「今年の風邪はノドからか…」
タカシはすぐに風邪を引いたのだと悟った。
「ロックンローラーで良かったぜ」
ロックで飯を食っているタカシには、定時出社の必要がない。平日の朝から病院へ行ける。
タカシは裸のままベッドから起き上がった。ロックンローラーなので、いつも裸で寝ている。
そのまま素肌に革ジャンを羽織り、ヘッドフォンを装着。タカシはい
ある朝タカシは、ノドの痛みとともに目を覚ました。
「今年の風邪はノドからか…」
タカシはすぐに風邪を引いたのだと悟った。
「ロックンローラーで良かったぜ」
ロックで飯を食っているタカシには、定時出社の必要がない。平日の朝から病院へ行ける。
タカシは裸のままベッドから起き上がった。ロックンローラーなので、いつも裸で寝ている。
そのまま素肌に革ジャンを羽織り、ヘッドフォンを装着。タカシはい