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ヨーガで目指す「霊的人間」って何だろう?

「覚醒のヨーガ」を読んでいると

霊的人間に進化、霊的人間への進化
霊的人間に覚醒、霊的人間に目覚め飛躍する
魂の力を現すことができる「霊的人間」・・・

というように「霊的人間」という言葉が頻繁に出てきます。


そして、「覚醒のヨーガ」では霊的人間を目指す理由や霊的人間になった暁に得られる力についてこのように書かれています。

・魂とつながって魂の特質(霊的意志と愛、知的活動)を表現できるようになる
・魂とつながって一段上の霊の意識から魂を経由して直感を受け、「全知」と呼ばれる物事すべてに関する真理、原理、宇宙の法則と呼ばれる情報を認識できるようになる
・新しい世界を創造できるようになる


これらのことを知識としては知ったものの、「霊的人間」というものを全く想像できず、「霊的人間って何だろう?」という疑問を抱え続けていました。



ようやく「魂の光」の第3版が出版され、ヨーガを始めておよそ1年後。

グループ講座に通い始め、人間の構造、人間ー魂ー霊との関係、宇宙と小宇宙の関係などを学び始めました。

ですが、「そういうものなのか」と知っても、なかなか自分とそれがどのように関係するのか実感を持って想像できません。



もどかしさを感じながら講座に通うこと1年半(ヨーガを始めて2年半)。


前々回の「魂の光」グループ講座で学んだページを電車の中で読んでいて、何故か突然「霊的人間ってこういうことだったのか!」とようやく自分ごととしてストンと腑に落ちました。



物質的人間(肉体・感情体・精神体)が魂を介して霊とつながり、神(霊)の様相、大宇宙(意志、愛、活動知性)が自分の中に小宇宙という形が確立できると、意志を持って人のため、世のためという気持ちで行動を起こせるようになる。

見た目は普通の人間でも、自分の中にヨーガを始める前の自分と神の意識が浸透した自分がいることを認識しつつ、周りと調和してよりよい世界を目指すようになる。


そのような気づきから、物質的人間(私たち)が魂とつながって、神の特質(意志、愛、活動知性)を魂経由で受け取っている状態は、神の特質で動くOSソフトが自分の中にインストールされ、そのOSに従って動くようなことなのかもしれないな、と思いました。



そして、体感的に自分の中に「神の特質が基準」という軸、行動指針ができると、嫌なことに遭遇しても、「自分は神様の基準で生きていけばいいんだ」と思えて神様とつながっているという安心感や少しのことではびくともしない感じが得られ、以前より短い時間で自分を立ち直らせることができるようになったように思います。



まだまだ霊的人間への道のりは遠いですが、

「魂の光」の講座の中で先生がおっしゃられた

物質の力より魂の力の方が強いので、魂とつながればそちらの方向に導かれます。

という言葉を信じて、これからも地道にこつこつ、心のヨーガを実践していきたいと思います。