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2021年9月の記事一覧
”加山又造ルーム”はまさに異空間
先週9月24日は、日本画家・加山又造の誕生日であった。
それを記念して、竹橋の東京国立近代美術館のある一室が、彼の作品で占められていた。
「悲しき鹿」
一番目を引くのは、一面にひかれた縞模様。荒涼とした大地や空気をも表しているかのようだ。
「春秋波濤」
琳派のよう、と言ってしまえば簡単だが、それを完全に吸収し超克している作品だと思う。すなわちここにはその祖たる光琳も宗達もみじんも頭をよぎること
先週9月24日は、日本画家・加山又造の誕生日であった。
それを記念して、竹橋の東京国立近代美術館のある一室が、彼の作品で占められていた。
「悲しき鹿」
一番目を引くのは、一面にひかれた縞模様。荒涼とした大地や空気をも表しているかのようだ。
「春秋波濤」
琳派のよう、と言ってしまえば簡単だが、それを完全に吸収し超克している作品だと思う。すなわちここにはその祖たる光琳も宗達もみじんも頭をよぎること