年収はいくらあれば幸せになれるのか?
こんばんは、今日はみんなが好きであろうお金の話。
現代で一番モテる男は、福沢諭吉というのはひっくり返すことができない事実だと私は思っている。
ところで年収で悩む人は、多いのではないだろうか。(私の年収は想像にお任せしよう)
結論から入ると「年収はいくらあれば幸せのだろうか?」の答えは、現段階の調査研究によって明らかだ。
「年収がいくらあれば、追加収入があっても幸福度が変わらないか?」を世界的に調査した結果は、世帯年収であれば約1200万円を超えると、幸福度に与える影響は0になる。(think clearlyより)
しかしこれは国によって変わる。
スイスではもう少し高く、ドイツではもう少し低い。
これは当たり前の事だ、お金の価値は変わる。
日本の1ℓの水の価値と、砂漠の1ℓの水の価値は違うことは誰もが知っているだろう。
では、日本ではいくらなのか。日本では2019年に「現在の生活にどの程度満足しているか」と年収との相関を調査している。
日本では、年収800万以上がそれ以上の年収を獲得しても幸福度にあまり影響を及ばさなかった。
これを経済学的に言うと、「限界効用逓減の法則」と呼ぶらしい。
一定量を超えると、満足感を得られなくなってしまうのだ。
年収800万円を超えると「同じ水準で遊べる友人が少なくなる」「欲があまりなくなる」とのこと。孤独を感じ、悲劇的にも見えるが日本人口の割合で言えば、1~2割程度の層なのだから、仕方がない。
しかし「スイス」と「日本」で変わるように、「都会」と「田舎」によってそれは変化するのだ。
「日本の田舎ではいくらあれば幸せになれのか?」少し想像して欲しい。
私が定義する田舎は、偏見に基づき一時間に一本しか電車がなく、駐車場代がかからない車社会、映画館まで1時間かかってしまうような場所だ。
代表例を挙げると2014年では、平均年収320万円で国内最下位は沖縄県だ。
しかし幸福度は日本一高い。もういっそ、日本自体が沖縄みたいな国になってしまえばいいと言う暴論が出てもおかしくないのではないか。島国であれば同じようなものだろうと思うのだが。
会議で上司が怒鳴っても、部下が「なんくるないさ~」とか言える神経質とは無縁な社会であれば、あのスーツを着た青年の顔色は良くなるのではないか。
それでも私は、都会が好きだ。これは私が住んでいるから肯定したいだけかもしれない。いつでも映画館に行ける、コンビニが5分も歩かなくても行ける、空港からどこへでも行ける気がする、ホテルを予約することなく好きなアーティストに逢いに行ける、夜の街には人間の欲望が詰め込まれているようで儚い、人の目を気にしないカップルにはどうしようもない可愛さがある(私には到底出来ない)
ちなみに私が幸福になれる年収は、好きな作家を尊敬して「いつでも猫を飼える程度の経済的・時間的余裕」かを基準にしている。
老後はそんな生活が出来ることを願っている。いや願うだけでは駄目だ、どうしたらそんな生活が叶えられるのかを必死に模索している途中と記載しておこう。
またどこかで。
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