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バルセロナ3年半の感想

バルセロナの3年半(2017/8〜2021/4)の感想

小学生の感想文みたいだが、素直に「楽しかった」3年半だった。

どでかいスーパーもあるにはあるけれど、市場が各エリアにあり、市場の外にも肉屋、魚屋、オリーブ屋、ナッツ屋などまだまだ個人店が多いバルセロナでローカルに生活できたのが良かった。

同じ家にずっと住んだこともあり、家の周りのローカルな人たちと相当親しくなることができた。いつもウンチクを教えてくれる生ハム屋のおっちゃん、その数軒隣のオリーブオイル屋のあんちゃんたち(お土産買う時しか行かなかったけど笑)など。初めて行く場所でも少し交わす会話が楽しかった。

家は、徒歩圏内にほぼ全てあり、バスやメトロに乗れば、海まで20分くらい、中心地まで10分と、かなり完璧な立地だった。あったかい天気に誘われて、あてもなくぶらぶらして、近くのプラサ(広場)でまったりするのとか最高だったなぁ。

研究所でも、研究者だけでなくスタッフの方にも親切にしてもらった。ビザの取得や更新に政府からの公式情報がないというなかなかファンキーなペーパーワーク状況を体験できたのはかなり貴重(?)だった。スタッフの協力がなければ未だに妻のビザはもらえてなかったかも笑 なかなかポジションがない環境の中でも、人生の中に研究がある、という思想の人たちをアーリーキャリアで直に見れたのは良かったかもしれない。ただ、と同時にもう少し競争力のある・勢いのあるところでバチバチやってみたいという思いも出てきたのも事実。

住んでた期間の社会情勢もなかなかエキサイティングだったな。バルセロナに着いたのは、なんとテロのあった日で、飛行機が着陸して前の席の人が電話でスペイン語版Fワードを連発してるので何かあったのかなと思いながら、空港の外に出ると異様な雰囲気だった。数日後には、地域のお祭りも普通に開催してたので順応性というかなんというか、強いなぁと思ったのを覚えている。

それから、バルセロナ独立運動が激化しててんやわんや色々あり、独立したらビザとかスペイン政府からもらってる給与とかどうなんのかなぁと話題に事欠かなかった。やっと落ち着いてきたかなぁと思ったらコロナでロックダウンとなんだか色々あった。ちょっと前まで、バルセロナの人たちが全員マスク付けてるなんて想像できなかったよなぁ。やっぱり順応性高いのかな。抵抗への諦めに近いものもあるのかもしれない。

浦和高校時代、「三兎を追え」という校訓のもとスポーツ、勉強、文化(学校ライフ)を存分に楽しむことを学んだ。それが染み付いてるのか、今後も変わらず三兎を追っていきたい。研究も、個人ライフも家族とのライフも!

週末やバケーションでまた戻ってきたいなぁ。気軽に帰ってきたいので、稼がないと!笑

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サグラダファミリアいつできるかな。

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最後の方はパエリア飽きてたところもあるけど、生ハムはいつ食べても美味かったな〜。

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海がすぐそばにあるのは本当に最高でした。埼玉県育ちだからなのかな?笑

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昼間からキャンパスのカフェでむっちゃ飲んでる大学生。キャンパスライフだな〜。

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3年半お世話になりました!

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