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ポスドクの面接で聞かれる質問

こんにちは、茂木良平です。専門は人口学で、データを用いて少子化について研究してます。

2020年に行ったポスドクハントでは合計5つの面接を受けました。今回は、それら5つのポスドクポストの面接がどんな感じだったかをお伝えします。

2020年5月からバルセロナ自治大学の人口学研究センターで1年間ポスドクをしており、2021年5月からまた別の研究機関でポスドクすることが決まりました。数回に渡って、海外でのポスドクハントについて、僕の個人的な体験をシェアしています。

PhD入学体験記やPhD課程での話は結構見ますが、ポスドク事情の話ってなかなかないと思うので(ましてヨーロッパPhD→ヨーロッパポスドクは)、みなさんの今後の何かに役立てば幸いです。

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面接の流れ

1. そのポストで行いたい研究のプレゼン
2. そのプレゼンについてのQ&A
3. それ以外のことについてのQ&A
4. ポストについての説明・確認
5. 面接官への質問

長くて、1時間弱の面接でした。

1のプレゼンは、5つの面接のうち4つで課され、10〜15分のプレゼンの時間がほとんどでした。

その後、プレゼンへのQ&Aがあります。スケジュールとか、データや手法の確認と言った基本的なことから、結構突っ込んだことまで聞かれました。

聞かれた質問

3のプレゼン以外のことについてのQ&Aでは、大体以下の質問が多かったです。

・志望動機
・大学や研究所、研究グループに貢献できること
・研究者としての強み・弱み
・これまでの研究テーマについての簡単な説明
・研究者として失敗したこと
・今後どういう研究者を目指すか
・このポスト中に受けたいトレーニングは?

面接官に聞いたこと

・研究所やグループの主要言語は何か?
→さすがに主要言語が英語以外だと厳しいので、一応確認。


・これまでのポスドク研究者のその後の主要キャリアは?
→テニュアトラックに入れる可能性を探る意図

・ 研究所やグループの今後の目標やビジョン

・今後の選考プロセスについて+選考後のプロセスについて

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こんな感じで海外ポスドクポストについての情報をシェアしていくので、もしご興味あれば、twitter、noteのフォローお願いします。twitterでのシェアも大歓迎です。記事へのコメント・質問等、気軽にお願いします!

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