(キャリア)世の中、すべては転売である。

おはようございます。

今日は、「世の中すべては転売」という話です。

「せどり」も最近、副業として流行っていますが、

私は、３年ほど前からメルカリをはじめ、最初は子供服を売るだけでしたが、だんだんと仕入れては売るサイクルになっていきました。

特に化粧品類は、ドンキで在庫整理で安く売っているまつ毛美容液（例えば、３００円）をメルカリで３０００円で売る、といったこともできます。

特に化粧品は、すごい利益率です。

自分で半分使った化粧品すら「売れる」のが、メルカリのすごいところです。

もちろん手数料・送料もとられますし、エルメスのバーキンやケリーを店舗で直接買って売るのと比べたら、だいぶ薄利ではありますが、私はエルパト（エルメス店舗のパトロール）できるほど暇でもなく・・・。

自分でできる範囲で、転売ビジネスについて少しずつ学んで現在に至ります。

２００件ほど売買をしてみて、やっとコツが分かってきました。
これは、ひたすら、数こなさないといけない世界ですね。

また、最近、大きいものでは自宅マンション（区分）を売却しました。

都心で値上がりし、ある程度売却益を確定（キャピタルゲイン）する意味でも、住み替え（実需）の意味でも、いいタイミングでした。

初めての家の売買、原状回復費用や、税金など様々なことが勉強になりました。

また、２年前から始めていた投資信託も売却益が３０％。下手したら３５％近く出ています。

モノも、不動産も、株式も。

改めて思うのは、

「世の中ほぼすべてが転売ビジネス」

ということです。

よく考えてみると、一からケーキを作って売る場合であれ、

小麦粉と卵とクリームをある意味加工して転売しているので、

そういう意味では混ぜて焼いてデコレーションして、

「付加価値つけた転売」です。

不動産も同じように、ある程度バリューアップして、リノベして売る、ということも可能です。

コンサル業ですら、実は誰かの言説の切り貼りだったりします。

ビジネスとは、結局「価値を生み出して人に売る」

ということではないのか？と最近思っています。

私が不動産売却で生み出した価値は、「高いなー」と思いつつ、いい場所の区分マンションを買い（実需）、掃除をしっかりして、汚さずきれいに使ったことで、高値で売れたこと。

不動産価値の上昇という流れもありつつ、たとえ、マンションの価格が私が買ったときから１・５倍になったとして、幸せにお金を払う人がたくさんいます。

晴海フラッグのような稀なケースを見て、

「たかが右から左じゃん」

と思う人は、ちょっと甘い考えです。

株もしかり、不動産もしかり、右から左で価値がでる市況もあれば、

損することもあります。

借金を背負ったり、リスクテイクあってこそ、損失の可能性があってこその利益です。

戦略としては、「安く買って高く売る」とか、空売りだったら高く仕掛けて安くなったら買い戻す、で差益を得るのですが、

そこで付加価値をどう出して、確実に高く売るか？が大事です。

株なら、相場観、タイミングですね。

ただ飯はないので、市況をうまく読んで売買しなければなりません。

メルカリなら、きれいにして出品するとか、文言を工夫するとか、ラッピングをきれいにするとか、「付加価値」はそういった「工夫」であり、「イノベーション」を指します。

ビジネスの本質について、メルカリや不動産売買から、少しずつではありますが、多くを学びました。

また、メルカリで学んだこと、もう一つは、

「元本棄損しないものを買う」ということ。

ここから先は限られた時間でのリサーチに基づく私見ですが、

あの、プラダもヴィトンも元本棄損します。シャネルもマトラッセ（あの黒い、もこもこ）以外、棄損する可能性があります。

エルメスやロレックスなど、元締めが数量を絞っている場合だけ、売値が下がりません。むしろアップサイドもあります。（ロレックスは最近市場のゆがみが是正されているっぽいですが・・・）

そういった目で見ると、ベンツも元本を棄損します。ポルシェの一部の車は、元本棄損しません。アルファードは流通がなくて価値がありそうです。

そういった考えをすると、庶民から見て「高いなあ」「欲しいなあ」と思う元本棄損しないブランドのものを、無理してでも買っておいた方が、のちのち損しないで、転売できます。

友人はエルメスのバーキンとケリーを売って、かなり稼いだようです。

不動産でも土地値が高いものをレバレッジ効かせて買うのと同じですね。もちろん、ブランド品は借金できませんが車ならカーローンがあります。

今、サラリーマンは不動産投資のエントリーが難しいと言われています。

一方で、ボロ戸建てや木造アパートからしっかりと付加価値を生み出す、利益を生み出している人もいると思います。

一棟目を焦って見誤ると、次が買えません。

肝に銘じようと思いました。そしてそれは簡単ではない。

ここから先は、円安なので海外向けの輸出が「転売マーケット」ではアツいかもしれませんね。

eBayなど英語を使いこなして、輸出できる人には商機がありそうです。

民泊も同様かもしれません。

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こちらの本、読みやすくてとても面白かったです。

少しでも皆さんの副業の参考になれば幸いです。