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心のメンテナンス

この記事を書いている現在、僕は自立できていない。
実家にいて、両親がいて、衣食住のほぼすべてを依存している。

職業はWebライターということになっているが、現在は案件なし状態。副業の除雪バイトで得たお金も、支払い(税金、保険料、スマホ料金など)で一瞬のうちに消えていく。

自由で、不自由だ。

過去には、親元を離れて働いていた時期も当然あった。
その中で、過度のストレスによりパニック障害や適応障害を患った。
自分を守るため、僕は勤め人になることを一旦あきらめた。

以降、働いたり働かなかったりしながら、なるべく平穏に生きてきた。
もちろんムカつくことや落ち込むこともたくさんあるけれど、自分を追いつめるまでの負荷はない。

裏を返せば、なぎの状態である。
風がないから、どこにも向かうことなく停滞している。
荒波にもまれることがないから、苦難を乗り越える力が衰えている。
乗っている船が壊れたら、どうすればいいのだろうか。


フリーランサーはすごい。
自分で考え、計画し、行動し、継続している。
“自立”しているし、“自律”している。

じゃあ僕は?

自分で考え、計画しても、行動に移せていない。
その時々のモチベーションに振り回されて、やるべきことができていない。
行動に移せていないから、続かない。

“自立”も、“自律”も、できていない。

自分の不甲斐なさには本当にうんざりだ。


無意識のうちに、楽な方、楽な方へ向かっている。
誰もが皆、そうなのかもしれない。けれど、今みたいに無性に不安になるときがある。

除雪バイトは、雪が解けて春が来たら終了する。
その後はどうする?Webライターを続ける?他の仕事を始める?

考えなければいけないのに、逃げている。現実逃避だ。
しかし、やるべきことがあるのにただ不安がっていたのでは、それは怠慢でしかない。

わかっている。わかってはいるんだ。


ただ一つだけ、自分に誇れることを挙げると、「自分が弱いことを理解している」ことだろうか。

弱いのをわかっているから無理をしない。

できそうもないことには手を出さない。

苦手な環境・状況からは距離を置く。

「本気でダメだ」と思ったらすぐ逃げる。

そして、気持ちが落ち込んだら、落ち込んでいる自分に付き合う。
頭の中でぐるぐると考え続けて、ひとまず納得するまで悩む。
こうしてnoteに書くことで多少整理されるし、人に読んでもらうことで気持ちが軽くなることもある。

自分のことを深く理解することは、意外と稀な能力なのかもしれない。


とまぁ暗めの記事になってしまったが、これは結局のところ、僕自身の心のメンテナンスだ。

定期的に自分自身と向き合って、自分のしたいこと、すべきこと、した方がいいことを整理していこうと思う。


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