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尊敬出来る人とは何か?(上司ガチャ失敗・思考実験編)

まず尊敬出来る人とは何か? を考えてみる。

尊敬できる人とは何か。たぶんカッコいい人のことだ。
現実の人物でも良いし、漫画やアニメの世界の人でも良い。
なんとなくイメージして、文字に起こし、思考実験をしてみる。

尊敬できる人の条件とは何ぞや?(結論)

1.約束を守れる
2.自ら行動を起こせる
3.成果(結果)を出せる
4.良い影響を周囲に与える
5.上記1~4に対し、自他ともに反省できる

なぜこの条件を選出したのか(詳細)

1.約束を守れる
まず思い描く人物の反対である、
”尊敬出来ない人物とは何か?”
を考えた際に、
真っ先に思い浮かんだのは――
「あのヤロゥ……約束を守りやしねぇ!(漆黒の殺意)」
である。この逆だ。非常にシンプルかつスマートな結論である。
尊敬される人物とは、たとえ自らに危険が及ぼうとも一度交わした約束は絶対に果たそうとする。部下と交わした約束を秒で忘れるなんてことはない。そういう人物だ。

2.自ら行動を起こせる

動機は何でも良い。常日頃とか、そういう頻度も割とどうでも良い。
何かあった時に、我先にと行動を起こせる者が尊敬出来る人である。
何かあってもウジウジするとか、ぼけーっとしてるとか、
そもそも興味も無いし、面倒臭いって表情を出す。
そういう人に尊敬の念は集まらない。
我先に行動を起こせる人である。なおリーダー性は問わない

3.成果(結果)を出せる

これほど分かりやすい指標も無い。
成果(結果)を出せる者は実社会においてほぼほぼ正義である。
たとえ人格がゴミであれ、一定の価値を見いだせる指標である。
だが悲しいかな。コレだけじゃ人は惹き付けられない。
他もちゃんと兼ね備えていないと尊敬出来ねぇんだわ。

4.良い影響を周囲に与える

いくら結果を出したとしても、銭闘士銭屋じゃないんだから
何事も「誠意とは言葉ではなく金額」と言って憚らない方は
対人関係において柔軟性が無く、尊敬できる人物とは断定できない。
というか引くか呆れる。ウシジマくんの世界じゃないんで。
むしろ真似したいか? いや、アレはちょっと……となる。
子どもたちが見ても憧れる背中であって欲しい(願望)
※なお約束を守らない連中に対しての銭闘は別である。制裁あれ

5.上記1~4に対し、自他ともに反省できる

上記一つ一つに対し、それぞれ反省できる。
それは自他共に問題が無かったかどうかの再確認である。
悪いところは悪い。
良いものは良い。
価値観をアップデート出来る人は尊敬出来る。
古い価値観に塗れたまま錆びていったポンコツロボットのように、過ちを繰り返す人にはなってはいけないと、自分を戒める為にぶちこんでおく。

上記内容を簡略的な図にしてみる(文字)

約束を守る  →  行動を起こす
  ↑   反 省   ↓
影響を与える ←  成果を出す

※上記図における反省とは 原因→対策→進化 の略である。

会社組織で言うなら、こんな感じ

契約遵守  →  有言実行
  ↑   監 視   ↓
共存共栄  ←  利益分配

※上記図における監視とは 記録→確認→対応 である。

尊敬できない人(会社)に稼がせたいか? 私はそうは思わん

私は働く上で、大事なことは『報酬』『環境』『上役』であると考えている。何故ならば――

「辛いな~」「キツいなぁ~」と思っている時は、まず『環境』にバツが付いている状態だ。これは『報酬』で誤魔化せる。納得させられる。休みが沢山あったり、給料が業界水準より高ければ投げ出すのは勿体ないと思えるからだ。

問題は『上役』である。
彼らは自分たちの上に立っている人物である。
彼らは自分たちより多くの報酬を貰っている。これは周知の事実。
つまり。
自分たちが稼いだ金の、より多くの『報酬』が目の前に居る上役に移動していることを労働者は知っているのである。
で、この人物が ”尊敬に値しない人物”だった時どうなるか。

結論。
「え? コイツ(上司)を肥やすために俺は頑張るの???」
「給料も大したものじゃないし、休みなしだし、仕事内容キツイし……」
「ていうかアイツ楽して人に仕事背負わしてる割にスマホいじって遊んでるよな……??」
「コッチが苦しい時に助けもしねぇで……ヤロゥ……」
「……………………そうだ。転職しよう(ピコーン!)」
こうなる。

企業において今後の中核を担いそうな出来る人物(やる気ある人)が、頭角を表し(スキルを身に着け)、絶頂期を向かえそうな(全部出来るようになって自信付いた)時に消えるならこのパターンが想定される。

本音「ワリィけど……俺、あの親父の下じゃ付いていけんすわ」
建前(すみません。俺、どうしてもやってみたいことがありまして……別の会社にお世話になります!)

どうしても我慢出来ない、折り合いの付けられない『環境』『報酬』は別として、”そこそこ辛いけど頑張れる”仕事でも居着いた労働者の場合、転職面倒臭いしなかなか人は辞めないものである。何かあるとしても上役に対し、

『あの人に恥をかかせちゃいけない……!』

と思えるのであれば多少辛かろうと、現実にも折り合いをつけて、我慢する選択を選べるものだ。だがしかし、我慢させられない人間(=尊敬できない人物)を上に据えている場合は悲惨である。人が辞める。後輩も辞める。先輩も辞める。全然定着しない。だってアイツ嫌な奴なんだもん。ヤダヤダヤダ。そいつを管理職なんかに据えてる会社も嫌い。辞める時も絶対言わない。アイツに何されるかわかんねーもん。潰れるまで一生そのままでいればいいと思うよ。あっ有給40日使いますね!ペッ!

こうなった仕事場は悲惨極まりない為、会社としても下っ端労働者を新たな管理職に任命する際は、前もって数ヶ月間のおためし期間を経て、管理職としての実務を執り行える実力がキチンと備わっているかどうかを360度評価でチェックすべきだと思う。

同時に、こんな奴に絶対なってはいけないと自分自身を戒める
何を重視すべきは先に書いた通りである。だが敢えて書く。

人と交わした約束を守ろう。
言われる前に行動を起こそう。
目に見える成果を出そう。
周囲に良い影響を与えよう。
不出来でないか、反省しよう。

日々努力。日々反省。日々進化。


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