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ネガティヴをセールスポイントに使う戦略

•伝え方や伝えるタイミングによって、信頼を得たり信頼を失ったりする
•自分の在りたい自分でいるためには学び続けないといけないんだなぁ
って感じた出来事があったので記しときます。

環境問題にピリピリしてたり、オーガニックや有機栽培の領域に染まってるわけじゃないんだけど、動物虐待のNO毛皮運動や、クジラの死骸ニュースをきっかけに、少しは地球全体が視野に入ってきはじめたこの頃.
食器洗剤や洗濯洗剤を買い替えるに当たって、ふと今の私の生活基準内で環境にいいものを使えるならそうしようか、と思い、食器洗剤は存在を知っていたサラヤのものにしてみた.
数日後、サラヤには食器洗剤だけではなく、洗濯洗剤もあることを知ったので洗濯洗剤もサラヤにしよう、と思っていた.
更に数日後、どう環境に良いのか気になって調べたところ、水質汚染の観点からパーム油を使った洗剤は、石油系油を使った洗剤よりも生分解性が高く環境に優しいという主張(だと思う).

そこで、パーム油について調べると、今度はパーム油の消費量が急増し、生産量を増やすために熱帯雨林が激減、それに伴い野生動物が絶滅危機などの記事が上がっている.

おぉ、、まぢか、、良かれと思っていることが別の惨事を招いちゃう、、、

じゃあエコを謳ってる他の商品はどうなんだ、と思いたまたま調べたのがエコストア.
HPには、“持続可能なパーム油の使用にこだわっています。”という恒例文句.
が、読み進めていくと、『課題とその克服方法』という項目が!ここには、森林伐採や野生動物のこと、温暖化のことなどが書かれており、今できる最善のことやっています、と.さらにパーム油の代替材料についても視野に入れてます風に書いてある.(研究しているとか、いずれ事業をそっちに移行します的な説明は見つけれていない)

ちなみに、初めは見つけられなかったけど、サラヤのHPをもう一回見るとここもパーム油の環境問題に取り組んでる活動について書いてあった!気づかずすいません...

ポジティブ面だけPRされて、後からネガティヴ面を知った時ガーン...ってなるけど、初めからネガティヴ面をチラッと見せて、それに関して、今現在こういう努力をしてますよ、と伝えてくれるとすごい信頼感が持てる.

貴方は今happiness側にいるのか、unhappiness側にいるのか?(成功側or...?とか)を分けるボーダーラインの考え方を知っている人にとっては至極当然のことなんだけど、
“途中経過”って、ネガティヴポイントじゃない.

上手いww
これもそもそも戦略かも知れないないけど、記載内容が事実だったらいいや、ということにする.


情報が溢れすぎてて、自分で取捨選択する時代.
情報量が多すぎて、私の頭では判断つかない...
けど、分かるところだけでも思考を働かせなきゃ何も判断出来ない.

企業は、聞こえの良い商品説明をするし、アフィリエイトを知ってから、サイト内情報に疑いを持つようになっちゃったけど、優良製品・信頼性の高いサイトもあるわけで、それを見分ける人になるには自分で考える力をつける必要がある.

そして、例えば“優良”に囚われすぎるのも不自由なわけで、
日々考える・日々判断する・日々内省する
“自分がどう在りたいか”を問い続けないと、身の回りを構成するぜ〜〜んぶがよくわからないものになっちゃうなぁ.

と感じたのでした.

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