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ミュージシャン冥利に尽きる

こんな風に偲んで貰えたら、
ミュージシャン冥利に尽きるよね。

とあるメンバーは、愛ある悪口を吐き、
とあるメンバーは、思い出しては泣き、
お客さんの涙と笑いで会場が溢れる。

死んでまで話題をかっさらう人。

今夜の主人公、ドラマーのカタギリさんには会ったことがない私でも、

彼がいかに、みんなに愛されていたかがわかります。

そして、全く色の違う三組のバンドすべてのクオリティーを考えると、

幅広い音楽性を持ち、常に新しい興味に挑戦をされていたアーティストだったのは想像に難くない。

気軽に行った友達のライブですが、
実は、とあるミュージシャンの追悼ライブでした。

隣に偶然座られた男性が、カタギリさんとお仕事を共同経営されていて、

『周りに愛されていたんですね』
と私が話すと、

『ホント、ドラムばっか叩いて、ちっとも仕事せんかったわ』
と、嬉しそうに答えてくださいました。

でもきっと、今夜と同じように、
彼の出演するライブにお友達を何人も連れて、応援していたと思います。

とくぞうにはたくさん思い出があります。

私を育てて貰った場所。
いろんな人生が交差する場所。

バスドラの振動が、抱えていたカバンから手のひらに伝わる。

このバイブレーションは、
『生』の証。
配信では再現出来ない。

昨今の規定で50名限定の観客数でした。

ライブハウスの行く末やら、
自分の過去をぼんやり思い出していました。

カタギリさんのドラム、聴いてみたかったナ。。。

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