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2022年のスーパーフード:アメリカの今のトレンドは?

「スーパーフード」という言葉を聞かれたことはありますか? 栄養がありそう、身体に良さそうというイメージはありますよね。

2022年のスーパーフード、全米トップ10

たまたま、ニューヨークのPollock Communicationsという食品関連のPR会社のサイトで「The Top 10 Superfoods for 2022(2022年のスーパーフード、トップ10」という記事を見ていたところ、発酵食品が「2022年のスーパーフードの1位」になっているのを見つけたので、ほかにどんなものがトップ10に入っているのかのぞいてみました。

「The Top 10 Superfoods for 2022」というタイトルの下にはこんな説明があります。

Foods and beverages with strong health and wellness benefits continue to be paramount in consumer choices, especially due to COVID, to help boost immunity. RDNs predict consumers will be seeking out these top 10 superfoods in 2022.(健康やウェルネスに大きな効用がある食品・飲料品、特にコロナ禍であることから免疫力アップを助けるものを消費者は引き続き最重要視。Registered Dietitian Nutritionist(管理栄養士)が、2022年消費者が求めるスーパーフード「トップ10」を予測)

ぜひ、もとの記事をチェックしてみて下さい。それぞれ写真がついているのでイメージしやすいです。単語だけではわかりにくいものもありますね~。

スーパーフードベスト10 NEW

堂々の1位は発酵食品、でも乳酸菌が主体

発酵食品が堂々の第1位。この結果を見て、日本における発酵食品人気と同じで、アメリカでもコロナへの不安から免疫力アップということに関心が寄せられているんだな~と思いました。

ヨーグルト

ただ、欧米の発酵食品はやっぱり乳酸菌系の発酵食品なんですよね。ケフィアというのは、発酵した乳飲料だそう。ヨーグルトの親戚かな? 今度調べてみようと思います。今後、アメリカ人のお気に入り発酵食品に、ぜひお味噌や甘酒が入ってほしいものです。

2位から4位

2位はブルーベリー、そして3位はチアシードやヘンプシード(麻の実)など植物の種。チア―シードは時々飲み物に入っているのを食べますが、トロトロ、プチプチの食感が気に入っています。

4位のエキゾチックフルーツというのはそのまま訳せば異国風果物、いわゆるトロピカルフルーツと考えてもよさそうですが、キーウィが記事の写真に載っているってことは、キーウィもエキゾチックフルーツなんですね。

5位はアボカド、アボカドに合うお醤油見っけ!

5位はアボカド。年末に「納豆に合うお醤油を下さい!」とお願いして、職人醤油さんで選んでもらったのがこちらのお醤油↓。これがアボカドにもバッチリ合いました。さすが、「好物、アボカド」のことはある。山川醸造さんの「漆黒」というだし醤油。アボカドを切って、この濃厚&まろやか風味のお醤油をかけるだけで、アボカドの美味しさがグッと引き立ちます。

6位は緑茶 でもこの葉っぱ、緑茶に見えないかも

6位は緑茶。やった~!アメリカ人もやっぱり緑茶の評価は高いのね!と思ったのですが、記事の写真のお茶の葉っぱがどう見ても緑茶に見えない…と思ってしまったのは私だけでしょうか。

7位から9位

7位のナッツは納得なのでとりあえずスルーして、8位の「古代の穀物」。キヌアやアマランサスなどはすでに市民権を得ている気がしますが、ほかにもいろいろあるんでしょうね。

9位の緑の葉物野菜、例としてホウレン草が取り上げられています。「栄養いっぱいのスーパーフードにランクインするのもわかるな~」と、ちぢみホウレン草好きの私は思います。冬季限定のちぢみホウレン草、ギュッと甘味が濃縮していて、食べると元気いっぱいになる気がします。

10位はケール お料理にも使ってみたい

そして、最後のケール。ケールは地中海沿岸が原産の野菜だそう。以前は青汁のイメージでしたけど、最近はお料理にも使われていますね。とは言うものの、まだ自分で調理したことはありませんが。

こちらウィキペディアの「ケール」の説明です。

地中海沿岸が原産で、キャベツの原種のヤセイカンラン B. oleracea に近い。温暖な気候であれば一年中栽培可能で、収穫量も多い。キャベツと違って結球しない。食物繊維、カルシウム、ビタミンといった栄養に富み[3]、ビタミンの含有量は緑黄色野菜の中でも多い。日本では青汁の材料として利用されるほか、近年はサラダや炒め物などの具材としても使われる。

改めてスーパーフードとは?

なるほどね~と思いながらひと通り眺めたあとで、「スーパーフード」とはなんぞや?と改めて調べてみたら、「コトバンク(出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)」にこんな定義がありました。

「おもに植物由来の健康食品に関するマーケティング用語の一つ。人が一般的に摂取している食品よりも、低カロリーでありながら、必須(ひっす)栄養素や健康によいとされる栄養分を豊富に含む食品の総称として用いられている。」

ただ、問題もあるらしく、こんな記述も。

「スーパーフードは健康に効果があるとされる成分を多分に含んでいるものの、それを摂取した場合の具体的な効果や摂取すべき量などの点で、科学的根拠をもたないことが多い。また、スーパーフードということばの定義自体もあいまいな状態である。」

なるほど。「スーパーフード」というものに対して、意見が分かれることもありそうですね。

私の基準は… 何にせよ発酵食品1位は嬉しい

私にとってはその食品が「美味しいか美味しくないか」が一番の基準。なので、栄養価が高いというのはもちろんアピールポイントですが、でも美味しくなかったら・・・いくら勧められても食べないだろうな~。

そんなことを思いながら、でも「発酵食品」が1位になったのはちょっと嬉しかったりして。






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