【昨日を歩こう:3ヶ国目】クロアチアの赤白、そして橙、水色
先日、キングカズ、三浦知良選手が52歳の誕生日を迎えましたね。賛否両論いろいろあると思いますが、今なお、プロサッカー選手として現役を続けているって凄いことです。
2005年に横浜FCに移籍した時は、プロ選手として終焉間近なのだなと思い、最後のカズダンスを見ようと結構三ツ沢競技場などに行っていました。が、まあ、なんでしょう。そこから約15年。仮に横浜FCを契約満了になったとしても、続けられるクラブがあるならば、続けていって欲しいですね。
カズで忘れることができないのは、2011年東北大震災後に行われた「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン! 日本代表 vs JリーグTEAM AS ONE」でのカズゴール!「これからみんなで復興して、前に進んでいこう!」という力強いメッセージが、あのゴールにはあったと思います。
もうちょっとで、あれから8年ですか。未だに忘れることができない、忘れてはいけない大災害を、今一度、明日は我が身に降りかかるかもしれないという、我事のように振り返って、有事のために備えておくことが必要ですね。
さて、前振りが長くなってしまいましたが、前回書いたボスニア・ヘルツェゴヴィナを覆うように国土が形成されており、我らがキングカズにとってもゆかりのあるクロアチアを書きたいと思います。
ちなみにカズは、1999年にクロアチア・ザグレブ(現在はディナモ・ザグレブ)でプレーしていました。思うような活躍はできなかったですが、のちに東欧など海外のマイナー国でプレーする日本人選手の先駆者としての貢献は大きいのではないでしょうか。
と、また話が脱線してしまいましたが、クロアチアには2度行ったことがあります。一番初めに行ったのは2005年、次に行ったのは去年の2018年。
2005年なんて、日本人が海外旅行の行先として「クロアチアに行こう!」と思って実際に旅行しにいった人は少ないでしょう。確かその当時、日本語版のガイドブックといえば、「地球の歩き方」の東欧編にほんの数ページがあっただけだったはずです。今や日本人にとって、人気の観光地となったドゥブロブニクも、その当時は日本人どころかアジア人すら見ることはありませんでした。
当時、東欧に関わる仕事をしていて、英語のサイトを見ていてたまたま見つけて、「絶対に行ってみたい!」と思ったのがドゥブロブニクで、仕事の合間に無理やり行きました。あくまでもメインは仕事で東欧にいたので、滞在時間はほんの数時間だけだったんですが、かなり鮮明に素晴らしい景観が頭の中に残っていて、帰国後、海外旅行好きな友人たちに進めていた記憶があります。
今のドゥブロブニクは世界有数の人気観光地なので、説明不要でしょう。書くとするならば、2017年に公開された映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のロケ地にもなっているので、気になる人はチェックしてみてください。
のちのnoteでも少しずつ書いていこうと思いますが、東欧諸国には数カ国行ったことがあります。
それらの国と比較して、クロアチアの印象は、「色がある」っていうことでしょうか。
セルビアやモンテネグロとかでも、いたるところに花壇を設けて多彩な色の花々を植えていますが、建物の壁な色が単調。灰色というか、くすんだ色というか、なんとなく重々しさがあります。
一方、クロアチアの建物は色が多彩です。
赤白のチェックが、クロアチアのトレードマークみたいなものなので、元来クロアチア人は明るい色を好む人種なのでしょうか?
それとも、イタリアなど西欧に比較的近いから、そっちの文化が入って来やすいところなんでしょうか?
物価は、東欧の中ではちょっと高いでしょうか。西欧と同じくらいの金銭感覚でしたね。
ここがオススメ!
首都ザグレブから南へ110kmほどにある”プリトゥヴィツェ湖群国立公園”
透明度抜群の湖と多くの滝。
泳ぎたかったけど、残念ながら遊泳は禁止。
間近でみると、写真以上に絶景の光景が広がるので、行ってもらいたいオススメの観光地!
ちなみにヨーロッパ有数の観光地のため、入場券購入の列が昼頃にはえらく長くなるので、早朝にザグレブを出発するか、公園付近の宿に前泊することをお勧めします。
ザグレブに戻るバスは、たいてい時間通りに来ないようなので、不安になりながらも、しばらくバス停で待つ必要があります。(実際行ったときにも、予定到着時間から20分以上遅れてバスがやって来ました。)
また、隅々までみようとすると結構歩くので、トレッキングの恰好が良いですね。
最後に、クロアチアといえば、最近、K-1やPRIDEで活躍したミルコ・クロコップが引退しましたね。20年近く前から第一線でやっていたと思うので、まだ現役だったとは驚きですが、とにかく強くて怖い選手でしたね。特に、PRIDE時代のヒョードル、ノゲイラを含めた3人で一時代を築きました。警察官や国会議員もやりながら格闘家として戦い続けていたので、次のステージでの活躍も期待したいですね。
以上、余談ばかりのクロアチア編になってしまいました。
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