ポイントカードもアプリも苦手だったけど、ありっちゃあり？の話

ごめんなさい、ポイントカード

心苦しく思いながらも毎度相手の提案を断るものがある。ポイントカードだ。
レジで買い物をする際に「ポイントカードお作りしますか？」と聞かれるドキッとする。僕は財布内のカードは最低限にしておくのが好きで、作っても持ち運ばないから多くの場合断るようにしている。作っても貯めないのであれば環境にも悪いし、断ろう、と。

さらにいうと、最近だと「アプリお持ちですか？」も苦手な質問だ。持っていないと伝えた時に「ダウンロード頂くと、ポイントが貯まりますがいかがですか？」とお決まりのセリフが来ると、申し訳ない気分になる。たいていの場合はお断りをする。
アプリはかさばらないので楽ではあるが、スマホ内のアプリもあまり多いと上手に使いこなせなくなるのでお断りをさせて頂いている。スマートな携帯なんだから、あったかな、なかったかな、とかばんの奥底を探るように携帯内をチェックしたくない。

そうはいっても全ての提案を断っているわけではない。来店頻度の高いホームセンターや日洋品店などのポイントアプリは入っているし、お気に入りのアウトドア用品店や洋服屋さんのポイントカードは喜んで作っている。
だから余計に作らないとお断りするときは「今日限りの関係です」とお伝えしているみたいで申し訳ない気分になるのだ。

なんか断っちゃうわけ

断る理由の１つとしては、今までの経験で引き換えできる状態になる前に失効することがほとんどだったから。引っ越したり、趣味が変わったり、忘れたり、理由は様々。
もう１つは還元率が低く、ポイントで値引きができたとしてもたかが知れている、と思い込んでいるから。
それよりもアプリやカードを所持することのデメリットの方が多い、と思い込んでいるからだ(あくまで僕個人の考えです🙇‍♂️)。

でも、最近ある出来事があってポイントカードの楽しさを見直しだしている。

自販機でスタンプが貯まるCoke ON

先ほどお伝えしたように企業公式アプリをあまりインストールしない僕だが、CokeONというアプリを３ヶ月前から使っている。
そのアプリは決済機能が備わっていて、スマホをかざせば財布を出さずとも自販機で商品購入ができる優れもの。小銭がない、1万円札しかない、そもそも財布を出すのが面倒、など自販機利用時の不満があった僕は喜んで使うようになった。
さらにこのアプリにはスタンプ機能がついていて、1本購入するとスタンプが1つ貯まり、15ポイントで1本無料引換が可能になる。キャンペーン中の商品を買うとスタンプが2つ貯まったり、くじ引きにあたるとスタンプが追加で１つついたりもするので、お得感もある。

さらに、水筒に中身をいれたのに家に忘れてくると、コンビニや自販機で飲み物を買う時はナイーブな気持ちになったが、スタンプが貯まるじゃん！と思うと忘れた事も前向きに捉えられた。

そして先日ついにポイントが貯まった。久しぶりにスタンプを最後まで貯めたのでどんな感情になるかすっかり忘れていたが、シンプルに嬉かった。水筒を忘れるという失態の産物であることも忘れて純粋にちょっと嬉しかった。

嬉しかったけど特典によりけり、の考察

おそらくこれが次回1本半額、とか次回100円OFFとかであれば、無条件には喜べなかったように思う。○○円OFFとか、次回買い物時○○％OFF、何円以上お買い物時何円引き、さらに何点以上の場合は○○％追加割引！みたいな文言を見ると
「結局たくさん買わせるんかい」
と思い、心のヤンキーは
「その場で還元せんかい！」
とぶつくさ言っていたりする。

だいたい次回お買い物時は期限が過ぎていたりするんだから。

それでも１つ良い発見があった。

ポイントカードも物によっては楽しい

特典が嬉しいもので、膨大すぎる時間とお金を使わなくても貯められる、などの条件はあるが、楽しいポイントカードもあるようだ。

いったい何を貰えたら嬉しいだろう。
ある大阪の居酒屋さんでは席が満席になると、大将がオリジナルソングを歌うサービスがあるそうだ。3人以上で来ると釜飯無料のサービスもあるようです。また横浜のあるラーメン屋ではバナナ持ち帰り自由の店がある。先日行ったカフェでは、「あそこがいいー」とだだをこねている子供に席をゆずってあげたらお店からミニケーキを頂いた。

こう考えると、物も嬉しいけど、
ほんとうに嬉しいのは心意気なのかな、
なんて思ったりして。

今日もお読みいただきありがとうございます。
コメント頂いた方には一点モノの心意気をプレゼントいたします(^-^)