【キャリアコンサルタントへの道 #1】資格取得にチャレンジ!
こんにちは。
唐突ですが、
第19回のキャリアコンサルタントの資格を取得することに決めました!
今月から通称キャリコンの資格取得のためのスクールがスタートしました。
自分の記録のためにも、またこれから目指される方がいたら何かお役に立つことがあるかもしれないと思い、思うままに綴っていこうと思います。
■キャリアコンサルタントとは?
キャリアコンサルティングを行う専門家です。
2016年より国家資格となりました。
どんなことをするのかというと、
「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計または職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言および指導を行うことをいう。(職業能力開発促進法第2条第5項)
もう少し柔らかくすると、
その方が持っている適性や能力、関心などに気付いて自分を理解してもらい、自身に合った仕事を主体的に選択できるように支援していくことです。
現時点では、年3回試験が行われていて、
学科試験+実技(論述)試験の両方に合格しなければいけません。
■なぜ、資格を取ろうと思ったのか?
かれこれ4〜5年前から、考えていました。
出産してから、予想以上に専業主婦期間が長く続き、
「どんどん社会から遠ざかっていく…」
「いつになったら社会に戻れるの?」
「このまま○○ちゃんのお母さんという名前のないままで終わってしまうの?」
とかなりネガティブな思いを抱えた日々を送っていました。
何とかもがきながら自力で社会復帰を果たしましたが、この経験により、「私のような人をいつかサポートできたらいいな」と思いが芽生え、
サポートするためにはある程度専門知識が必要なはず。
どんな資格や勉強方法があるんだろう?と思い、いろいろと調べたところ、
私がやりたいことに一番近いのが『キャリアコンサルタント』でした。
その頃は、『保育士』の資格を取っている真っ最中だったので、
「よし!次のタイミングが来た時に取ろう」と胸にしまったままでいました。
昨年12月末に、子育て支援関係の仕事を辞めた後、『専門実践教育訓練給付金』の対象だったことがわかり、さらに調べてみたところ、『キャリアコンサルタント』が資格対象になっていたので、「よし、今でしょ!」と思い
即決しました。
■『専門実践教育訓練給付金』制度とは?
受給資格があるかどうかはハローワークで教えてもらえるので、自分で判断せずに必ず行って確認してくださいね。
この制度は、働く人の主体的で、中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とする雇用保険の給付制度です。
所定の講座を終了すると講座費用の50%が支給され、資格を取得し就職した場合はさらに20%が支給されます。
詳しくはこちら↓
https://www.mhlw.go.jp/content/000571214.pdf
■家族への決意表明と応援
即決といっても、国家資格なのでしっかり勉強しなければ取れない、ある程度覚悟しなければと思いました。やはり、子育て・家事があるので、家族の協力なしではやっていけないところがあります。
うちは日頃から家事は分担しているし、とくに休みの日は「やれる人がやる」というスタンスです。それでも、家族に対し、私の決意表明と家族からの同意、応援がなければ進めません。心の中では即決していましたが、あらゆることを想定するために少し時間を要しました。
■スクール決め
まず、スクール決めという問題があります。
国家資格を自力で(独学で)乗り切るのは私には絶対に無理ということは
わかっていたので、最初からスクールで学ぼうと思っていました。
通学か?通信か?という問題もあります。私はすぐに通学を選びました。
最初から最後までたった一人でやっていく自信、意思の強さはないからです。
以前、保育士試験にチャレンジした際、まだ子どもが小さかったので通信を選びました。しかし、子どもが小さかったこともありますが、自宅で時間を捻出することも難しかったですし、なんと言っても孤独感いっぱいでした。やはり同じ目標に向かって励まし合える仲間がすぐそばにいるかいないかは私にとってはとても大きいことだと思っています。
まずは、自宅から通える範囲のスクールをピックアップして5校ほど資料請求しました。熟読して、自分のスケジュールに合っているかなど主に下記について確認しました。
・受講期間(子どもの年間学校行事なども確認)
・通いたい曜日や時間帯
・費用
・スクールの場所(駅近、往復の時間も確認) など
そのうち2校について詳しく聞いてみたいと思ったので、まずその2校のオンライン説明会に出席しました。説明会といっても、大概毎日のように開かれているようでマンツーマンの個別相談という感じでした。気兼ねなく聞きたいことを質問できるので、マンツーマンでよかったです。
そして、2校からひととおりの説明を聞いた後、家族にも相談して決定しました。
■ジョブカード作成とキャリアコンサルタントとの面談
専門実践教育訓練給付金の受給を希望する場合は、講座開始日の1ヶ月前までに訓練前キャリアコンサルティングを受け、「ジョブ・カード」の作成支援を受けて、受給資格の決定を受ける必要があります。
さっそくキャリアコンサルタントの面談予約を取りました。
まだ開講まで2ヶ月近く余裕があったので、すぐに予約が取れました。
スクール決めがギリギリになると予約が取れなくて大変なこともあるそうです。
そこで案内された「ジョブ・カード」を事前入力(または記入)して、キャリアコンサルタントとの面談日に持参します。
そのジョブ・カードは、職務経歴や将来取り組みたいことなどを記載するシートで4〜5枚ありました。
それなりにまとめるのに時間がかかりましたが、頭の中が整理されて私にとってはとてもよかったです。
そして、このジョブ・カードを元に就業のサポートをしたり、作成するサポートをしたりするのが、キャリアコンサルタントの仕事のひとつなのね〜とキャリコンの仕事もイメージすることができました。
■キャリアコンサルタントとの面談
予約日時にハローワークへ行き、面談しました。私の担当してくださった方は年配の男性でした。とても話しやすく、私の経歴と私がなぜキャリアコンサルタントになりたいかという話を興味深く聞いてくださり、ジョブ・カードはよくまとまっていると褒めてくださいました。
せっかく私が目指しているキャリアコンサルタントの方とお話しする機会なのだからと思い、キャリアコンサルタントの仕事内容について質問してみました。「(私の)やりたいこととキャリアコンサルタントの仕事内容は合っていると思いますよ。資格を取ったら、その仕事に活かせます」と言ってくださったので、この選択は間違ってないんだ!と思えてモチベーションが上がり、わくわくしながら家に帰りました。
■キャリアコンサルタントが大事にすること
私のモチベーションが上がるような接し方、聴き方、促し方をしてくださったそのキャリアコンサルタントの方はとてもよいお手本だなと思いました。
まだスクールに通い出したばかりですが、キャリアコンサルタントは人の話を聴くというのがまずは一番大事なことのようです。
傾聴というものですね。
私はこれを自己流ではなく、しっかり学んで生活に取り入れたいと思っていたので、これから学べるんだ〜と思うとあらためてわくわくしてきます。
仕事はもちろんですが、普段の生活の中で家族とのやり取りにも確実に役立つものになるだろうと期待しています。資格取得まではまだまだ長い道のりですが、一石二鳥と思って頑張っていきたいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?