文章力と語彙、文才について

noteに記事を投稿しようと思ったことがある、現に書いている人間はまさに、「文才」について一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

私は基本、皆にスポーツであれ芸術であれ才能があると信じています。その才能を表に出す人は、他と違うものを持っているように思えるけど、実際はその人が自分の才能に期待している度合いがちょっぴり大きいだけです。そして私もその一人です。

私がちょっとした文章力を身につけられた理由はとにかく本を読み、曲を聴いてきたからです。児童文学、教科書、漫画、ホラー小説、新書、詩集、海外小説、直木賞受賞作、エッセイ、論文、宗教学、素人の読書感想文………ジャンル問わず読むことが、語彙を磨くカギだと私は思います。最後にフェイバリットな本を紹介しますので、良かったら。
音楽も同様です。子守唄、みんなのうた、校歌、ジャニーズ、J-POP、邦ロック、オルタナティブロック、パンクロック、グランジ、メロコア、クラシック、テクノポップ、ボカロ、アニソン、K-POP、ヒップホップ、吹奏楽部や軽音楽部の演奏、スーパーの店内BGM………きりがないのでこの辺で。音楽は歌詞を意識して聴くことがカギです。本とは言葉の扱い方が違って、語感を重視しているので語彙が鍛えられます。私はメロディより歌詞メイン派なので、ペラい歌詞の曲は反面教師にして創作の励みになってます。

世の中に読書音楽愛好家など山ほどいます。私の読書量や聴いた曲数など大したものじゃありません。
自分に特別なにかあると言ったら、"性"への目覚めが早かった事ですね。誤解しないでください、下ネタではないです。
この世にある全ての現象は、言葉で表現された状態だから"存在する"と認識されている。こんな考えを国語教師から聞きました。例えば「木漏れ日」は英語に直訳出来ないらしいです。外国人は木の枝や葉の隙間からうっすら降り注ぐ光を(大げさに言うと)何とも思わないから、言葉にする必要がない。
それを踏まえて、私は読み書きが出来なかった頃から異性を性的な目で見ていて、どうしようもなく本能に訴えかけられるものがあったんです。踏み込んだ話をすると、私は3歳の時から知ってたんです、ベッドシーン的なやつ。これを知ったのが早かったから、文章力や語彙が伸びたと私は自負しています。本気で言ってます。濡れ場って"エロ"を具現化したものに過ぎないから、もっと自分なりに表現したいと思う人間だったので幼稚園の頃にコソコソ隠れて全裸の男の子の絵を描いていたのを思い出します。
エロは繊細で、自分の瞼の裏に映し出される身体の曲線や色、感じる匂いを、正確に表現するのが難しいんです。だから言葉を用いるようになりました。最も分かりやすい例で言うと、比喩です。まるで絹のような肌…みたいな。エロというか、官能に近いか?そうです、文章力を鍛えるには、官能を極めることです!イマジネーションを通じて、変態になるのです!
なんかバンドマンや芸人って、下ネタばかりツイートして女抱きまくるじゃないですか。大体。性欲の強さって感性や表現力に影響を与えているのではないかと、まぁ持論ですけど。

自分の瞼の裏にしか存在しないものをそこに言葉で存在させる能力、きっとそれを「文才」と呼ぶのだな〜
その為の力を身につけるには、やっぱり読書と音楽です。


15歳の教養

(具体的な本の名前は権利の都合上出しません)
(敬称略)
ヘーゲル哲学の本
お笑い芸人やバンドマンのエッセイ
朝井リョウの本
中原中也詩集
ランボー詩集
ヘルマン・ヘッセの本
サリンジャーの本
町田樹の本
宮沢賢治の本(私には難しかった)
星新一の本
精神病の本
宗教の本(批判も含む)
志村正彦と木下理樹が書く詞

個人的に、中原中也、ランボー、ヘルマン・ヘッセ、サリンジャー、志村正彦、木下理樹は言葉遣いや感性に多大な影響を受けています。
私にとっての神です。


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