手荒れと乾燥肌には入浴の質の向上を。部分浴のススメ 〜アロマ和漢浴コラムvol.3〜
乾燥の季節がピークを迎えています。少しの火種が大きくなって山火事も頻発しています。
寒い気温に耐え忍ぶ為、私たちの体はその機能を保持するために主に内臓へ血液が集まり、末端や皮膚への血流は少なくなります。
栄養分や酸素、水分を運んでくれている血液。
つまり指先、足先へ栄養の配達が減ってしまうので私たちの体の末端は栄養不足、水分油分不足に陥ります。
特に手には殺菌消毒用のアルコールを多用しているから余計に油分が失われて指先カサカサ、ひび割れ、肌のガサつき、ハンドクリーム難民、なんて言葉も耳にするようになりました。
皮膚のバリア機能が低下し、マスクの擦れやかぶれによる肌荒れも多く、
私の教室に来る生徒さんのほぼ全員が肌の乾燥悩みを訴えています。
これから花粉の季節でアレルギーによる痒みも加わると、肌荒れは加速していくのではないかと危惧しています。
本当に辛い季節になりそうです。
そんなときにぜひ取り入れていってほしい肌ケアで
「入浴の質」の向上を目指してほしいという願いから、
アロマ和漢浴 を生み出しました。
〜アロマ和漢浴とは〜
和漢のハーブと精油をブレンド。アロマセラピーと中医学を融合したオリジナル製品で、お風呂に入れて芳香や薬効を楽しむ入浴剤です。
uruoi (潤い)とatatame(温め)の2種を製作しました。
今回は、uruoi(潤い)について詳しくご紹介します。
なぜ入浴で、肌ケア??と思った方へ。
お風呂の湯船に浸かることで、全身へ血流が促進されます。体の深部が温まることで、普段行き届かない肌の末端にも
血液が届くようになります。
健康な肌の形成に必要な栄養素であるタンパク質も血液に乗って、滞りがちな末端へも届けられます。
健康な肌とは、内側から適度な油分と水分を生成保持し、外的刺激にも負けない肌。
空気の乾燥や紫外線、マスクの擦れ、花粉、大気汚染によって私たちの肌のバリア機能は揺らぎがちです。
保湿に気をつけていても、外側からだけのケアでは追いつかないと感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そんなとき、身体の内側から栄養を届けて肌を健康にしてくれる方法が、入浴です。
そして健康な肌を目指すには、入浴の質を高めること。これが重要ポイントです。
特に乾燥の気になる、お肌、手荒れ、にオススメのケア方法に、和漢浴を使った部分浴法をご紹介します。
<和漢浴uruoiの全成分> 漢方成分/ ハトムギ、柿の葉、黒枸杞子(ブラックゴジベリー) 西洋ハーブ/カモミールジャーマン、ジャスミン、オレンジフラワー、ローズ、ラベンダー ヒマラヤ岩塩、エプソムソルト 精油/ローズ、サンダルウッド、ベルガモット
上記の成分全てひとつひとつ、薬膳と東洋医学を学ぶ丸山あづさ先生とこだわって選びました。
あずさ先生についてはこちらのコラムをどうぞ。↓
『手浴の方法』まずテーブルなどに桶や大きめのボウルを置き、お湯を張る。温度は40〜42度くらい。そこにアロマ和漢浴をポンと入れます。 ●手荒れの気になる方は手をつけて10分おきます。 ●肌の乾燥には、桶を覆うようにタオルをかぶって顔を近付けてスチームを浴びること10分。
もちろん全身浸かりたい場合は、そのままお風呂にポンでもいいですが、一度和漢浴をポットなどで煮出したものをお風呂のお湯に混ぜて使うと、さらに効果的です。
漢方成分、ハーブを感じたい方は、和漢浴の不織布をお肌にスリスリ、肌荒れの気になる箇所に当てて、お手当てください。
じわじわ温まり、やがて全身が温まります。血流量もアップして、末端へ血液が巡って、皮膚に栄養も届けられます。
手浴の後は、必ずハンドクリームかオイルで保湿も忘れずに。
ぜひ内側からのケアと、外側からのケアを組み合わせて、肌荒れ改善の一助となりますように。
お手軽にできる部分浴、手荒れ肌荒れに悩む方は、ぜひやってみてくださいね。
和漢浴ご購入希望の方は、公式Instagramのフォローをお願いします↓
Instagram @aroma_wakan_yoku
さいごに。
和漢浴。赤ちゃんの沐浴や、お母さんの産後ケアにもとってもとってもオススメなのです。
こちらに関してはまた次回のコラムに書きますね!
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
菊池 友来 YUKI KIKUCHI アロマセラピスト
植物の香りで心と身体を整えるをモットーに、暮らしに役立つ香りの使い方などを発信しています。 rit.アロマセラピーと自然療法の学校(JAA認定校) https://linktr.ee/rit.aromaworks
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