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香りとわたしの15年

私にとってお仕事で精油を選ぶとは主に、目の前の方の好みや性質、心と身体の状態をヒアリングしながら行う、非常にパーソナルなものでした。

天然の植物から抽出された精油はとても繊細で、長く香るものではないけれど、
心の奥の方に届く力強さがあり、感情や行動を変えてしまうほどの影響力があります。


この15年、アロマという香りをツールに、試行錯誤しながら、本当にたくさんの方へ香りの体験や学びを届けてきました。


好きな事だから、やりたくて仕方なかったけれど、やめたくなる時も当然ありました。


それでもまだ香りについて知りたいし、学び続けているということは、
相当好きなんだなと思います。


香りという分野は未だ解明できていないものも多く
哲学的であり、宇宙的。

自由度も高く、かといって全ての人に受け入れられる香りというものは存在せず、最適解に近づけていく作業でもあります。

1+1で無限の広がりをもつ
答えのない世界だからこそ私は
惹かれてしまうのかもしれません。


目の前の方にフィットした香りが完成した時には
大きな喜びに包まれます

きっとこれが私の生き甲斐なのかもしれない


そんな瞬間が数多くあります。


「あの時のあの香りが忘れられない」

「いつもお守りのように持ち歩いていて
背中を押してもらっています」


そんな言葉をもらえるまでになり


私と香りとの15年は、捨てたもんじゃないなと
逆にこちらが背中を押してもらってばかり。


1人1人のLIFEに関わるパーソナルな香りを届けてきたからこそ


次の10年で本当にやりたい事が
みえてきました。


今はただただ、私のもとを
訪れてくださるすべての方々が
愛しくて仕方ありません。



好きを仕事にしたい
アロマを使って何かしてみたい

そんな想いを持つ方も
この数年で本当に増えました。


わたしが伝えたいことは


これまで学んできたことや、経験してきたこと、
すべてに意味があるという事です。



今はそれが点と点で、一見何の脈略もなく見えるかもしれないし


それが失敗だと思っていた事でさえ

いつの日か繋がり合う瞬間が来るから

それを楽しみに
にんまりしながら


ぜひ楽しんで
好きを徹底的に続けて欲しいなと
思います。

今世は一度きり。

好きの先に
必ず道は開ける。

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