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泣いた息子と試される親の胆力

息子が泣いて帰ってきた。

聞くと、ドッジボールで「〇〇くん(息子のこと)対みんなでやろうよ!」と言った子がいて、実際にみんなの標的になってしまったのだという。

息子は身体が小さいので、可愛がられやすく、そして恐らく同時に、そういった「からかい」の対象にもなりうるだろうなと思っていた。

こういう時の対応は本当に親の胆力を試されるように思う。

まず、前後関係がわからない。
息子の方から先に何か言ったのかもしれないし、それを言い出した子のニュアンスもわからないし、実際その場にいたわけではないので悪意に満ちた雰囲気だったかどうかもわからない。

息子には嫌だと言ったのか聞いてみた。言ってなかったようなので、次もし同様のことがあったら、嫌なことは嫌だと言った方がいい、先生にも伝えて、そんな意地悪な提案を相手にしなくていいんだからと。

目の前の砂利を親が避け続けて温室かつ安全な場所に居続けると、子供の自ら避けるチカラや逃げるスキルが育たなくなる。

とはいえ、限度もあって、自分でなんとかするチカラと言っても、タフな環境に身を置いて潰れてしまっても元も子もない。

そのバランスの見極めが難しく、何か正解があるわけでもなく、我が子に寄り添い、信じて、よく見ていくしかない。

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いじめというものに我が子が関わることをずっと怯えている。
特に今は SNS 全盛で、子供たちがこぞってスマホを持つ時代。悪い大人たちが狙う犯罪、クラスメイト間の揉め事、同じ所属というだけで作られるLINE グループなんて、大人ですら時にストレスフルなのに、未熟な子供たちの幼い言葉選びや想像力共感力の欠如からくる言葉の暴力や悪意にどう立ち向かえばいいのか、難易度はますます高まっているように思う。

大切なものをなくさないように、見誤らないように。
子供と向き合う余白を常に空けておこう。
何かあった時には場所を変える胆力と覚悟、財力を今のうちに蓄えながら。

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