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#3 就職活動をまともにしていないけど後悔していません。〜軸が大事という話〜

こんばんは、アサです。

今回、前から書いてみたいなと思っていた内容をどうしても本日書きたいと思ったので、自己紹介第2弾はまた次回にします。(すみません、自分勝手で)

今回はどちらかというとこれから就職活動をする学生さんやこれからキャリアを考えていく第二新卒層の方に向けてのメッセージになります。

就職活動がうまくいかない、就職活動失敗して新卒で入った会社は二流以下だ・・・そんな方も安心してください、経験上、必ずうまくいきます。

私の考え方は賛否両論あると思います。あくまでも一つの価値観としてご理解いただきたいと思っているので、「何言ってるんだこの人」と思った場合はスルーしてください(笑)

テーマを3つに分けてお話ししたいと思います。

私のキャリアについて

まず簡単に私のキャリアについて紹介します。

2019年新卒入社
国内3〜4番手の大手人材会社にて求人広告営業

求人広告を弊社の求人サイトに掲載されませんか?という提案活動をする仕事内容でした。新規営業がメインだったので一日30件〜50件ほど架電をしていました。

2019年10月〜2021年8月 
国内一番手のグローバル部門にて両面型人材紹介

Rグループでミドル〜ハイクラスのエンジニア、デザイナーに特化した転職支援をしておりました。外国籍の方の転職支援も一部担当しておりました。

2021年8月〜
外資総合コンサルティングファームの採用担当


私は就職活動をちゃんとしていませんでした。

〜軸のお話〜 (経験談編)

失敗したというより、周りの同期が動いていた時期に動かなかっただけです。「就職活動なんてあほくさい」「みんなで同じスタートラインに立って一斉に動くのが嫌だ」「新卒一括採用なんて即戦力も何もないのにどうやって優秀かどうか判断してるの」とか考えていたらかなり出遅れてしまいました。

後、今年で社会人3年目なのですが、転職歴が多すぎます笑

それでもやりたいことができているし、新卒の時から月給が2倍以上になっているので全く後悔はしていません。

ここで大体の人は下記のようなことを思うのではないでしょうか。

「就職活動をちゃんとしていなかったから定着率が悪いんだ。」

確かにそうかもしれません、でも就職活動をしっかりやっても満足していますか?2、3年前にやりたいと思っていたことと今やりたいことが同じとは限らないです。

できることが増えてくるとやりたいことも変わってきますが、ただ大事なのは仕事は手段であって最終的に何を実現したいのかという「軸」です。

企業リサーチ、面接対策など含め就職活動を真面目にしていなかった私でしたが、自己分析だけ誰よりもガチで行なっていました。

そのおかげで「軸」ができましたし、
これは今のところ3年間一度もブレたことがありません。

軸は下記のように大きく2つありました。

①目指す人物像:
日本だけではなく世界のどこにいても活躍できる人材になりたい。

英語が話せるので、海外勤務も視野に入れ世界のどこにいても実績を出せる仕事に就きたかった。

②社会に対して実現したい事:
適材適所に誘導できる人材になることで過ごしやすい社会を生み出したかった。

一個人には人として人生の中で最も長く時間を使っている「労働」を通して成長と充実感を味わって欲しく、また「人」という財産を通じて一組織ができなかったことを実現することで良い社会を作りたいと考えていました。

この軸に当てはまるまで20代のうちは自分に合う企業を探し続けようとまで思っていました。もはやインターン感覚です(笑)

1社目に関しては結果的に軸に当てはまらず、ミスマッチでしかなかった

1社目に入社した理由は「両面型の人材紹介をできる」と思ったからです。
当時は①と②の軸を満たす仕事は人材紹介の仕事だと思っていました。

当時入社した会社は求人広告がメイン事業でしたが、人材紹介事業も行っていたので内定を承諾しました。正直総合職の会社なのにこの考えは甘かったですね。

(後々会社に不安を感じたりして内定承諾後にもう一回転職活動をしていました。※この話は後日)

入社後の配属ガチャに賭けて、両面型人材紹介の部署に希望を出しました。
結果は中途採用の求人メディアの提案をする営業部でした。

その日にこの会社は辞めようと決意していたのですが、この時点で転職活動はもちろんできず。

まあ、遠い目で見ると海外事業部もあるし、求人広告を通して適材適所に誘導することもできなくはないし、①も②も実現できなさそうではないかなと思いましたが全体的に遠くて可能性は限りなく遠いなと感じていました。

会社を辞めようと思った主な3つの理由は下記です。

1 ①が保証されておらず想像しづらい。英語を使う機会がなく、
 何なら典型的な日系企業だった。

2 ②も想像しづらい。求人広告を通して応募していただいて入社した方のバックグラウンドやどういう方かも判断が付かず、適材適所かどうかもわからないままクライアントに貢献できているイメージが持てなかった。

3  給与が低かった。都内で生活するのには少し苦しかった。

4  人材紹介のお仕事をすることが諦められなかった!

1社目を辞めるまでに行なったこと

1 経歴書に書けるような実績を作ってから辞める!
      (小さなことでもいいです。少なくとも現職で成功したエピソード、
うまくいかなかったエピソード、問題を解決したエピソードを用意できれば良いです)

2 面接対策 (軸をベースに何故この仕事をしたいのか、何故その会社に入社したいのかを考える、今までの経験はどのように活かせるのかなど)

3 スカウト媒体や転職エージェントに登録
(単純に今後の可能性や自分の市場価値を客観的に見てもらう為です。
 新卒間もない時期だったので活用は出来ませんでした。)

転職経緯に関しては後日投稿しますが、社会人半年で転職に成功しています。ここで感じたことはしっかりした軸があれば職歴が浅くても転職ができるということでした。
①、②の軸が1社目より当てはまっており、英語が公用語の環境で給与UPにも成功しました。

2社目に関しては①も②も実現できていたが、②に関しては自身と会社の方針に違和感を感じていた。

入社して最初の1年は順調でした。
ずっとやりたかった仕事をできただけあって、2年間目標が未達だったことは一度もありませんでした。

入社して9ヶ月で昇格できましたし、新人賞の候補として挙げていただいたり、社内で初めてクライアント様と合同でオンラインイベントを開催させていただいたりと実績を残すことができて充実していました。

ただ、やりたい仕事ではあったが今後のキャリア形成と自分が考えていた軸を実現できるのかというところに途中で違和感を感じるようになりました。

それは世間がコロナ禍に陥ったときに感じるようになりました。


これからしておいた方がいいことととは?

〜軸の形成編〜

就職、転職は軸があれば少々スキル不足でも実現できると思っています。
転職エージェントとして20名の転職支援をさせていただいた経験上でも言えることで、スキル不足でも転職回数が多くても軸をしっかり持っている方はキャリアアップしているように思えました。

結果的にやりたい仕事が常にできている状態が保たれているので、
仕事にやりがいを感じなかったことは一度もありませんでした。

では具体的にどのようなことをすれば良いか

「自己分析」をすることによって「軸」を考えることです。

主に考えてほしい軸はこちらです。

自分が目指したい人物像:
その人物像になることで社会に対して実現したい事:

就職活動をちゃんとしていなかった私がいうのもですが、、
会社名や仕事内容(手段)に囚われるのではなく「軸」を実現できるかで意思決定をするのが良いかと思います。

手段なんて合う合わないが入社するまでわからないので、それで結果的に転職になってしまうのは別にいいと思うのです。

私は候補者様にこれをずっと伝え続けています。
エージェント時代に支援をして

ここをしっかり考えられる人は何度も言いますが、職歴が浅くても転職回数が多くても就職に成功していますし、年収もアップしており仕事人生も充実しています。

仮にここをしっかり考えられなかった人は転職失敗しています。



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