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イチロー選手もやっていた結果につなげる秘訣

今年はコロナ禍で控えることにしましたが、例年は1週間、青森や秋田を巡って、創業後支援の公開講座や経営塾を主催開催しています。

その時に、泊まったホテルや近くにスポーツジムがあると、軽く汗を流します。

それを聴くと、みんな
「出張先でも運動するなんてすごいですね!」
「体力ありますね!」
と言うのだけど・・

実は、これはイチロー選手など結果を出している人たちに共通している
「ある秘訣」
を僕も実践しているだけなのです。

それが何か知りたい方は・・講座に来てください。

とは言わずに、今日のnoteで書きますね!
その秘訣は・・


■ルーティン

イチロー選手がバッターボックスに入る時に、いつも同じ入り方(しぐさ)をしていたのは有名ですね。
入る前にバットを膝の上において屈伸し、入ったら袖を引っ張りながら、バットを投手側のバックスクリーンに向ける。

僕らは、実は普段と同じリラックスした状態であれば、結果を出しやすいのですね。
でも、いざ試合、いざお客さんの前に立つ、いざサービス提供となると「緊張」します。

これが
「いつも通りの力、いつも通りの良さを発揮できない」
原因です。

そして、僕らがコントロールできるものは、思考と行動です。
生理反応や気持ちはコントロールできません。

だから、緊張をほぐし、いつもと同じ実力を発揮するためには
「いつもと同じ状態」
に整えるのがいいのです。

そして、僕らはコントロールできる思考と行動のうち、もっとも行いやすいのが
「行動」
です。

だから、いつもと同じ行動(ルーティン)をする。

そうすることで脳も、ココロも
「あ、いつもと同じ」
という平常心、平常脳になるのですね。

イチロー選手は、この他にも、練習の流れや方法などもルーティン化していました。

そして、結果を出している人はみんな、自分なりの
「ルーティン」
を持っているのですね。


■僕のルーティン化(1)

青森、秋田の出張時は、同じ宿ならいいのだけど、青森、弘前、八戸、秋田とホテルを転々とします。

なお、僕は視覚、聴覚、体感覚の3つだと、体感覚が優位なので、ホテルでくつろぐときに2つ弊害となるものがあるコトに気づきました。

それはスリッパと寝間着です。
今ひとつだと、十分にくつろげなかったり、眠りが浅かったりする。

そこで、まず、いつもの部屋着である、短パンとシャツを持ち歩くようにし、ホテルの寝間着を使わないようにしました。
部屋についたらそれに着替える。

その瞬間に、その場が自分の部屋のようなリラックスができるようになりました。

それからスリッパ。
ある時に、ちょっといいホテルに泊まった時に、使い捨てなのにすごく心地いいスリッパに出逢ったのです。

しっかりしてて、ふわふわで気持ちいいのです(^^)
「えっ?これ使い捨て?」と思うほど。
調べたら、1足あたり390円。

さすがに1回では捨てずに、1週間は旅の友ととして使うので1日換算で考えたら80円くらい。
コーヒー一杯で(使い古された比較ですが(笑))快適に過ごせるのであれば、僕的には高くない。

つまり、ホテルの部屋は変えられないけど、その中での過ごし方を、日常に近づける工夫をしました。
これにより、ホテルでのリフレッシュ度がグン!と上がりました。

■僕のルーチン化(2)

僕は1週間の出張の中で、毎日、公開講座やコンサルティング、研修や経営塾などを行っていきます。

そして、僕が大切にしていることは、出逢った人たちに
「夢と勇気と笑顔」
を届けること。

これは別に格好つけているわけでも、ポーズでもなく
「やる気やモチベーション」
がものすごく事業に影響するからなのです。

不安で、疲れて、笑顔がない状態でビジネスしても、いい結果は生まれない。
課題にぶつかると押しつぶされちゃう。

でも、勇気が湧いて、自分が目指す状態(夢)に向かって、笑顔でいられると、新たなことにチャレンジもできる。
ちょっとした課題や問題など乗り越えられちゃう。


長年コンサルタントをしていると、いかに優れた分析や提案をしても、相手が実行できなければ意味がない。

そのことに気づいてからは
「いかに行動できる状態にするか」
がコンサルタントの仕事だと考えるようになりました。

あ、もちろん、その前提で、ちゃんと分析や提案もして伝えます(笑)


そして、そうした時に、僕自身が疲れてたら話にならない。
ホテル住まいだろうがなんだろうが、最後まで、全力で駆け抜けられる気力と体力が必要。

そのために、以前は、週1回だったスポーツジムを、週4回~5回ほどに増やしました。
おかげで体力もつき、また、やってみて気づいたのが、体力増強だけではなく、僕は頭を使う仕事なので、このカラダを使う頻度を高めると、東京での日々のパフォーマンスも上がるのですね。

そして、これもルーティン化されたのだけど、出張中は、運動ができない。
ちょっとサイクルが崩れるのですね。

だから、ホテルやホテルの近くでスポット利用できるスポーツジムがある時は、軽く汗を流すようにしています。

また、最近はコロナ禍でスポーツジムへ行けない期間、ホームワークアウトをしておりレパートリーも増えたので、今後は、スポーツジムがない場合も、室内で運動できそうです。

■かりやさんは、どんなルーティン?

こんな感じで、自分がいつも通りの力を発揮できる状態にするための
「ルーティン」
を取り入れる。

あと、僕の場合、講座やホンキ経営塾の際の、準備も、イチロー選手のバッターボックスに入る時のようにルーチン化しています。

まず、僕自身も好きで、場の雰囲気が明るくなる音楽をスマホで流す。

僕の場合、ほぼ、この時点で「いつもどおり」になります(笑)
あとは、プロジェクターの準備や、講義中に見る卓上時計を置くなど。

完全にルーチン化しています。
だから、セミナーの依頼をいただいて、準備する時もこれをすることで、受講生が100名だろうが300名だろうが関係なく
「いつもと同じ状態」
になれます。
元々は「人前に立つと緊張するタイプ」だったのですが、それがすっかりなくなりました。


なお、先日、依頼をいただいてセミナーをした時も、担当者と話しながらサクサクと準備するので
「ここまで、スムーズに準備する先生に初めて会いました!」
と驚かれました。

そして、セミナーアンケートの評価がよかったこともありますが、その準備などの手際も信頼につながったようで、今後の依頼の話もまとまりました。


なお、こうした
「ルーチン化」
ができるようになるためには
「自分をちゃんと知る」
ということですね。

起業して1年目~3年目の人の支援をしていて感じるのが、みんな、商品やサービス、お客さんなど
「外への意識」
は向けるけど、実は最も影響し、最大の商品である
「自分をほっておきすぎる」
のです。

何気なく過ごしちゃダメですよ!起業した人は。


ぜひ、自分が
「平常心でお客さんに向かうことができる」
「出張や依頼などで環境が変わったところでもいつも通りくつろいで行える」
ルーティンは何か?を考え、それを取り入れて行きましょう。

【経営のレシピ】

自分がどんな場や状況でも
「平常心でお客さんに向かうことができる」
「出張や依頼などで環境が変わったところでもいつも通りくつろいで行える」
ルーティンを見つけ、それを実践する。


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