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時間を生み出す方法

どんなにテクノロジーが進化しても、誰にとっても平等で不変なのが
「時間」
だ。

もちろん、タイムマシンが出来たら変わるのだろうけど、今はない。

そして
「時間がない」
と嘆く人もいれば、そうじゃない人もいる。

そして、多くの成果を出している人たちは、そうじゃない人たちだ。

なぜなら彼ら、彼女たちは
「時間を生み出す」
方法を知っているからだ。


■もし1ヶ月まるっと時間があったら

1年に1回、1ヶ月まるっと収入も保証されて、自由に使える時間があったらどうだろう。

何か学ぶのでも1ヶ月あったらかなりのインプットができる。
新たに始めることも、1ヶ月あればかなりのことができる。

商品やサービスをブラッシュアップすることで、売上や利益向上につなげていける人もいるだろう。
あるいは、いろんなところへ出かけたり、気になっている人へ連絡をして、多くの人とつながることもできるだろう。

でも、そんな1ヶ月は手にできない・・

それは本当だろうか?
実は
「このスペシャルな1ヶ月」
は誰でも手にすることができる。


■移動時間やランチタイム

ぼくは都心郊外に住んでいるので、自分のオフィスやクライアント先へ行くのに大体1時間かかる。
毎日、往復2時間。

このうち、1時間は
「インプット」
の時間にあてている。

それは、本を読んだり、ビジネスの最前線にいる人の有料メルマガを読んだり。
ニュースサイトを見たり。


あなたは、お昼ご飯は食べますか?
ぼくは、時間はバラバラだけど毎日食べます。

仕事しながらおにぎりをほおばる時もあれば、20分くらいで済ませることもあるが、1時間取れる時は
「人と会う時間」

「自社の仕事」
の時間にあてている。

日中の多くは、法人案件のコンサルティングやプロジェクトのディレクション、個人の方向けのセミナーやコンサルティングの時間。
でも、その合間に毎日できる「1時間」

メッセージやメールを使って仕事の指示をしたり、相談事項のアドバイスをするのは1時間あれば、かなりできる。
また、ランチミーティングや情報交換も1時間あれば、いろいろ話すことができる。


■掛け算

僕の場合は、移動時間だけでも2時間、ランチタイムを1時間取れる時だと3時間あるわけだが、仮に、こうした時間を1時間持つとしよう。

1日1時間×1週間6日稼働=6時間
1週6時間×52週=312時間

つまり、年間312時間にもなる。

ここで、冒頭の話に戻ります。
仮に1ヶ月自由に使える月があり、1日10時間使うとしたら312時間は31日分だ。

そう。
24時間のうち、1時間目的を持って使いこなすだけで、これだけの時間がつくれるのだ。

仮に、子育て中で仕事をしている人で、1時間が無理であれば30分でもいい。
それでも、半月分の時間を創れる。

ぼくの場合は、確実に取れる2時間とすれば2ヶ月分!

起業すると残念ながら、いわゆる
「有給休暇」
はないのだが、でも、この2ヶ月はまさに
「有給休暇」
だ。

つまり、収入を確保しながらも、自由に使える時間。


えっ?仕事しているじゃないか?
もちろん、それをどう使うかは自由。

でも、クライアントのためではない、自分のための時間。
ぼくは、今の事業が心から好きだから、そのために時間を使うことは至福の時である。

もちろん、その時間をリフレッシュの時間に使ってもいい。
僕は、移動時間往復2時間のうちの1時間は、自分の好きな音楽を聴いたり、小説を読む時間にしている。


■時間を買う

それから、他に時間を生み出す方法としては自分でやらなくて人に任せられる仕事はアウトソースする。
もちろん、その分費用は発生するが、でも、これも「時間を生み出す」方法だ。

その意味では「時間」は買うこともできるわけだ。


成果を出すために
「時間」
は必要不可欠だ。

その時間を、生みだす工夫も経営者がすべき大事な仕事のひとつ。
ぜひ、あなたも、どうやったら時間を生み出すことができるか?思考を巡らせてみてほしい。

【経営のレシピ】

成果を出すために、毎日、30分や1時間といった時間を創る。
1時間であれば、年間312時間の時間。

その時間を使って、書籍やインターネット、人から情報をインプットする。
商品やサービスをブラッシュアップする。
ちょっとしたリフレッシュをする。(自分を満たす)


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